必要なのは証拠と覚悟!モラハラ夫と離婚するためには何をしたらいい?

モラハラという言葉を頻繁に聞くようになり、同時にモラハラが原因で離婚する夫婦も増えています。

特に妻が離婚を申し立てるケースが多いので、夫がモラハラをしている家庭が多いということがわかりますね。

しかし、いくら件数は増えているとはいえ、モラハラ夫と離婚するのは簡単ではありません。

モラハラ夫は異常なくらい妻に執着しているため、どうにかして離婚を阻止しようとします。

そのためにあなたは嫌な思いをするかもしれませんが、離婚が成立すればそこには今よりもずっと穏やかな日々が待っています。

覚悟を決めてモラハラ夫と戦いましょう!

モラハラ夫はなかなか離婚してくれない

モラハラ夫は毎日のように妻を罵り、理不尽に怒り、威圧感を与えます。

『俺はお前のせいで怒ってる!』とすべての責任を妻に押し付けます。

普通に考えたらこんなに自分をイラつかせる相手となんて、一緒に生活したくないですよね?

それなのにモラハラ夫は妻を手放すのを嫌がります。なぜでしょうか?

様々な理由が考えられますが、大きな理由の一つとして夫が孤独を恐れていることがあげられます。

モラハラ夫は一見強そうに見えますが、実は精神的に弱い人です。

周りからの評判を気にするし、誰かに捨てられることをとても恐れています。

モラハラ夫は妻に恐怖を与え、自分の支配下に置くことで絶対に自分から離れていかない存在を確保しているのです。

妻が自分の元を離れて行ってしまったら、弱い自分を守ることができません。

だからなかなか離婚に応じてくれません。

その他の理由としては、夫が自分のモラハラに気づいていないため、『妻が間違ったことをしたから教えてあげただけなのに、それで離婚するなんておかしい』と納得できなかったり、妻をいじめることでストレス解消をしているのでその相手がいなくなるのがいやだなどが考えられます。

どんな理由にせよ、妻に対する愛情があるからだという可能性は低いと言えるでしょう。

離婚が決まったら手のひらを返す

離婚を切り出されたモラハラ夫は怒り狂うことも想像できますが、妻をつなぎとめるために、泣いたり謝ったりしてくる可能性も十分にあります。

モラハラ夫は妻が出て行った時に一番ダメージを受けるので、見たこともないくらい弱々しくなるかもしれません。

ですが、どうにも関係が修復できず、もう離婚するしかないと悟ると、態度が一変します。

モラハラ夫は離婚に至った原因は自分にはない、すべて妻が悪いんだと妻のせいにします。

周りからはいい人だと思われていたいので、妻の悪い噂を流すかもしれません。

私も経験しましたが、『料理をしない』『家事は俺がやっている』などダメな妻情報を言いふらされました。(もちろんそんな事実はありません!)

慰謝料も払いたくないので、弁護士さんに依頼して逆に慰謝料を請求してくる可能性もあります。

だから離婚を告げる時にはこのような事態になることも覚悟してください。

ですが、離婚を諦める必要はありません。モラハラが証明できれば、あなたに有利になるように離婚が成立するはずです。

離婚の方法

離婚する方法は3つあります。

協議離婚

まず一つ目は協議離婚です。これは夫婦が話し合いによって離婚に合意する方法です。
お金もかからないし、2人が納得しているのであれば一番スムーズに離婚が成立するでしょう。
しかし、モラハラ夫の場合は2人きりで話し合うことが困難な場合もあります。
怒った夫には何をされるかわかりません。そもそも夫には離婚する気がないので、話し合いを拒否する可能性もあります。
2人きりでは危険、話にならないという時は第三者に同席してもらいましょう。
夫の会社の上司など、夫よりも上の立場の人にお願いすると夫も怒鳴ったりせずに話を聞いてくれます。
また、協議離婚で離婚する時は離婚協議書を残しておくことをオススメします。⇒これで安心!離婚理由に関係なく離婚協議書を残そう。かかる費用は?

離婚調停

協議離婚が成立しなかった時は離婚調停に移ります。
離婚調停では夫婦の間に調停委員が入り、2人の話を平等に聞いて整理してくれます。
間に人が入ることでお互いに冷静になり、自分の気持ちを落ち着いて相手に伝えたり、相手の意見を受け入れられるようになります。
また、離婚を成立させることだけが目的ではなく、話し合いの結果、夫婦関係が修復して円満調停という形で終わることもあります。
離婚調停では夫婦が顔を合わせなくてはいけないという決まりはないので、夫に会わなくても離婚の話が進められます。
モラハラやDVが原因の場合でも安心ですね。⇒調停で大切のなのは離婚理由。納得してもらうためのポイントとかかる費用。

裁判離婚

離婚調停でも離婚が成立しなかった場合はいよいよ裁判に移ります。
裁判で重視されるのは『モラハラが婚姻を継続し難い重大な事由に該当するか』ということです。
いくら妻がモラハラを訴えても裁判官が『夫婦関係は修復できる』と判断したなら離婚は認められません。
口が上手いモラハラ夫は裁判官だって味方につけようとします。
お金はかかりますが、離婚を成立させるためにも弁護士に依頼して一緒に戦ってもらうことをオススメします。⇒弁護士は精神的DV被害者の強い味方!費用を負担してくれる安心の制度とは?

どの方法で離婚するにしても、慰謝料や財産分与、子供がいる場合は親権や養育費など様々なことが争われます。

万が一、離婚後にトラブルになっても対処できるように細かいところまでしっかり話し合いましょう。

ちなみにモラハラが原因で離婚する場合の慰謝料は50万〜300万が相場だと言われています。

モラハラの証拠になるもの

モラハラは決定的な証拠をつかむのが難しいので、日頃から小さな証拠をためておく必要があります。

モラハラの証拠として有効なものは

  • モラハラを記した日記
  • 病院やカウンセリングへの通院記録
  • 夫からの暴言がわかるメールや留守電
  • 警察への相談記録
  • モラハラの事実を知っている人の証言
  • 夫のモラハラを残した映像や音声

まず日記ですが、これはモラハラがあった日に限らず、できるだけ毎日書いてください。

そうすることでどれくらいの頻度でモラハラが起こっていたのか分かりやすくなります。

書き方は『いつ、どこで、どんな状況で、どんなことをされて、自分はどう感じたか』がわかるように細かく書きます。

悲しい話ですが、いじめを苦に自殺をしてしまった子の日記には『死にたい』というような言葉がたくさん書かれていますよね。

それくらい辛いという記録を残すのです。

病院やカウンセリングに通ってモラハラ夫の相談をしておくのもあなたが悩んでいたという証拠になります。

できれば一度きりではなく何度か通ったほうがいいですね。

警察にも相談窓口がありますし、友達に話しておくとあなたが悩んでいたことを証言してくれるでしょう。

一番いいのはモラハラを形として残すこと。

実際にから送られてきた暴言やメッセージは消さずに保護しておきましょう。

レコーダーや小型カメラでモラハラが起こっているところを録ることができれば、夫がどんな言い訳をしようとも揺るがない証拠になります。

ただ、もし録音していることが夫にばれたら何をされるか分かりません。

危険を感じたら機会を改め、まずは日記などの小さい証拠集めを優先させましょう。

まとめ

モラハラ夫は異様なくらい妻に執着しています。

だからあなたが離婚したいと言っても簡単には応じてくれないでしょう。

仮に離婚に合意したとしても、自分が不利にはなりたくないので、あなたを悪者にしようとしてきます。

そうならないためにはモラハラの証拠を残しておくことが大切です。

また、離婚する際には、慰謝料や養育費などの約束事が破られないように、しっかりと話し合いの記録を残してくださいね。

 

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