モラハラ彼氏と被害者の心理。別れたくないのは愛情があるからではない!?

モラハラ彼氏と付き合っていた経験がある私は、当時の自分に早く別れなさいと言いたいです。

しかし、いつも彼のご機嫌を伺い、彼に怒られないようにビクビクしていたのに、当時の私は『別れたくない』と思っていました。

なぜ辛い思いをしても別れなかったのか。

加害者と被害者にはこのような心理が働いています。

モラハラ加害者が別れたくないと思う心理

モラハラをする人は過去に愛された経験が少なく、精神的に弱い人です。

十分な愛情を受けて育たなかったので、心の中には『もっと愛されたい』という強い欲求や捨てられたくないという恐怖心もあります。

モラハラ彼氏は愛情を知らずに育ったので他人に対して愛情を注ぐことができません。

そのため、言葉のDVや無視などをして相手に恐怖心や罪悪感を与え、『お前は俺に逆らえない』という洗脳をします。

モラハラの被害者はとても優しく、自分より他人を優先しがちだったり、自己主張が苦手な人が多いです。

モラハラ彼氏にも洗脳されやすく、モラハラをする彼に従い、彼の機嫌が良くなるように無理をしてしまいます。

自分の言うことを聞いてくれて自分の愛されたいという欲求を満たしてくれる彼女の存在をモラハラ彼氏が手放すわけがありません。

モラハラ彼氏は人から捨てられることを恐れているので、もし別れたいと言えば怒ったり脅したり、はたまた『お前がいなきゃ生きていけない』と大号泣をして別れたくないと訴えるでしょう。

しかし、そのまま付き合い続ければ『お前は俺がいなきゃなにもできない』『お前は俺以外の人とはうまくやれない』とまたモラハラが繰り返されます。

モラハラ彼氏は彼女のことが大好きだから別れたくないのではなく、自分を王様のように扱ってくれる奴隷のような存在がいなくなることが嫌だから別れたくないのです。

モラハラ被害者が別れたくないと思う心理

モラハラ被害者は常に彼のご機嫌を伺い、彼が怒りださないようにいつもビクビクしながら生活しています。

そんな関係が良いわけないのに、なぜモラハラ彼氏から離れられないのでしょう?

それは彼のたまに見せる優しさと自分自身の優しすぎる性格のせいです。

モラハラ彼氏は常に怒っているわけではありません。

機嫌が良い時にはとてもにこやかで優しく接してくれます。

そうすると彼女は『やっぱり彼は良い人なんだ』『私が怒らせなければ彼は穏やかな人なんだ』と彼の異常さを否定しようとします。

また、モラハラ彼氏は同情をひくのがとても上手く、被害者は彼をかわいそうな人だと思ってしまいます。

そのため、『私が彼の側にいてあげよう』『私が彼を幸せにしてあげよう』という心理が働き、自分を犠牲にしてまで彼に合わせようとしてしまうのです。

被害者の中にはもしかして別れた方がいいのかな?と考えたことがある人もいるはずです。

しかしこの『彼には私がいないとダメ』という心理が『私も彼が好きだから別れたくない』に変換されて別れることができません。

モラハラ彼氏と結婚しても幸せになれない

モラハラ彼氏は結婚したからといって変わることはありません。

むしろ結婚をしたことで彼女が簡単に逃げられない環境になったのでモラハラがエスカレートする場合もあります。

中には結婚して急にモラハラが始まる人もいるくらいです!

モラハラ彼氏がモラハラ夫になったら妻は大変な苦労をするでしょう。

愛し合って結婚したはずなのに妻は夫から暴言を吐かれたり、家事や料理についてダメだしをされたり、機嫌が悪い時には当たり散らされることもあります。

十分な生活費をもらえないかもしれないし、外で働くことを認めてもらえないかもしれません。

また、子どもが生まれた場合、子どもが夜泣きをすれば『なんとかしろ!』と怒り、昼間に子どもと一緒にウトウトしようものなら『お前は寝るな!』と怒ります。

一番厄介なのは子ども以上に夫に手をかけてあげないと不機嫌になることで、そのうち子どもに対してもモラハラをする恐れもあります。

本来、愛とは幸せなものです。

しかしモラハラ夫との結婚は、あなたに恐怖とストレスを与え、描いていたような幸せいっぱいの生活を送ることは困難と言えます。

まとめ

モラハラ彼氏と被害者は依存しあって生きています。

自分が王様でいたい加害者と、同情から自分が彼を幸せにしてあげたいと思う被害者。

これらの心理から加害者と被害者はお互いに別れたくないと思っていて、本当に愛し合っているのかと聞かれたら決してそうだとは言い切れません。

被害者はモラハラ彼氏の時折見せる優しさを信じてしまい、彼がモラハラであるという事実に気づくことができません。

しかし、このまま付き合い続けてめでたく結婚をすることになっても、それは本当の幸せといえるでしょうか?

自分が別れたくない本当の理由は何なのか、彼は本当に自分のことが好きだから付き合っているのか、今一度冷静に考えてみてはいかがでしょうか。

 

こちらの記事もご覧下さい⇒言葉のDVの加害者と被害者がお互いに依存してしまう理由と治療のために必要なこと