精神的DVの相談ができる機関はここ!電話で無料相談もできます。

警察や配偶者暴力相談支援センターに寄せられる精神的DVの相談件数は増加の傾向にあります。

でも実際は我慢しているだけで、精神的DVに遭っている人はもっとたくさんいるはずです。

精神的DVは暴力じゃないから相談できないと思っている人もいますがそんなことはありません。

被害者のために無料相談ができたり、生活の支援をしてくれる施設があるので一人で抱え込まずにぜひ利用してみてください。

迷ったら相談する

精神的DVの目的は相手の心を傷つけて自分が優位に立つことであり、暴行以外の方法で攻撃されます。

殴る、蹴るなどの身体に危害を加える行為はもちろん暴力ですが、バカにする、脅迫するなどの精神を脅かす行為も暴力と言えます。

しかし、身体的DVと違い、精神的DVは暴力の決め手となる行為がわかりづらいため、被害者は自分が被害者であるということになかなか気づけません。

特に夫婦の間では精神的DVが起こりやすく、実は夫がモラハラ加害者だったということもよくある話です。

モラハラ夫は出会った時からモラハラなのではなく、徐々にその本性を現していきます。

そのため被害者である妻は『本当は優しい人だから』『時間が経てば優しい夫に戻るから』と夫の行為がモラハラであると気づけないのです。

学校や職場などで起こる精神的DVもいつ誰が加害者になるかわかりません。

昨日まで仲良くしていた人が、急に攻撃してくることもあります。

それが暴行じゃなくても暴力に当たる可能性があるため、もしかしてDV?と感じたらすぐに相談して自分が被害者であるということに気づきましょう。

こんな言動は精神的DV

【学校】
・無視をする
・被害者を孤立させる
・聞こえるように悪口を言う
・物を隠す
・お金を要求する など。

【職場】
・無視をする
・他の人に聞こえるように怒る
・やりたくない仕事を押し付ける
・失敗を執拗に責める
・被害者を孤立させる
・責任を押し付ける
・バカにする など。

【家庭】
・外出を禁止する
・ケータイやパソコンを勝手に見る
・私物を勝手に捨てる
・お小遣いを渡さない
・無理やり性行為を迫る
・食事を作らない
・常に上から目線でバカにする など。

他にも被害者が苦痛を感じればそれは精神的DVです。学校でのいじめは集団で精神的DVをしているのと同じことです。

精神的DVを放っておくとこうなる

精神的DVは初めのうちはあまり気にしないようにしたり、何か言われても笑って流したりすることもできますが、それが毎日繰り返されると被害者の感覚は麻痺していきます。

精神的DVでは『お前はダメな人間だ』『お前なんかいない方がいい』など被害者の人格を否定するようが発言が多くあります。

そうすると被害者はだんだんと加害者に言われた通り自分はダメな人間だと思い込んで自分を責めるようになります。

自信を失った被害者は24時間365日そのことについて悩まされどんどんストレスを溜め込んでいきます。そして頭痛や吐き気などの症状が現れたり、うつ病やPTSDを発症してしまう可能性があります。

また精神的DVから解放されてもそれがトラウマとなり長い間後遺症に苦しみます。

自分が被害者であるということに早く気付くことができれば被害が大きくなることを防げます。

精神的DVと一人で戦うのではなく、周りに相談することで早期解決を目指しましょう!

無料で相談できる機関

いくら相談することが大事だと分かっても、親に心配をかけたくない、相談できる人が近くにいない、人と話すのが苦手、相談したことが加害者にバレるのが怖いなど、被害者によっては相談をためらってしまう場合もあると思います。

そんな時は公共の相談窓口の利用がおすすめです。

相談窓口とは配偶者暴力相談支援センターやシェルターなど各都道府県に設置された施設のことで、ほとんどの施設で無料相談ができます。

・配偶者暴力相談支援センター
各都道府県に必ず設置されている施設で、無料相談だけでなく、被害者を一時的に保護してくれます。
被害者を守るために所在地は公開されていませんが『配偶者暴力相談支援センター』で検索すると電話番号の一覧が出るのでご自身で連絡してみてください。

・福祉事務所
地域住民の福祉を支援する機関で、福祉事務センターと呼ばれている地域もあります。ケースワーカーや保健師さんがいて住む場所を探したり、母子生活支援施設への入所のサポートなどを行ってくれます。

・女性センター
各都道府県が自主的に設置している総合施設の総称で、地域によって様々な呼び方をされています。配偶者暴力相談支援センターに指定されているところもあり、DVをメインとした相談窓口です。

・児童相談所
18歳未満の子供が対象ですが、親が代わりに電話することもできます。子供のいじめなどはこちらに相談するといいでしょう。

・シェルター
各都道府県に一箇所は設置されている被害者を保護してくれる施設で、所在地は非公開です。シェルターを利用するためには警察か配偶者暴力相談支援センターの紹介が必要になります。相談は無料ですが、一泊2000円(平均)がかかります。

・警察
警察にも無料の相談窓口があり、大きなところなら24時間対応しているところもあります。身体的な暴力じゃなくても相談することができます。

・弁護士
アディーレ法律事務所はCMでも無料相談の宣伝をしています。ただ、私が実際に電話をした時は『浮気や不倫が優先だからしばらく待って』と言われたので緊急の場合にはあまりオススメはできません。法テラスは職員がしっかり話を聞いた後に悩みに適した弁護士さんを紹介してくれました。弁護士さんの中には最初から費用がかかる方もいますが、初回は相談無料、3回までなら相談無料というところもあります。

その他、各地域の市役所に無料の相談窓口があったり、月に一度、定期的にカウンセラーが来て無料で相談できる日を設けている地域もあります。市町村のホームページに詳細が載っているので一度チェックしてみましょう。

また、いのちの電話、よりそいホットラインは24時間365日電話で相談することができます。フリーダイヤルでかけられるので通話料も無料です。

カウンセリング

カウンセリングで相談することも可能ですが、上記にあげた施設とは異なり、料金が発生します。

カウンセリングは保険の対象にはならないのと、カウンセラーの年数によっても金額が変わってくるので料金は1時間の対面相談で5000〜30000円くらいです。

かかる時間も、早ければ50分くらい、人のよっては3時間ということもあります。

しかし、中には初回は無料で相談できるカウンセリングもあるので、利用してみてはいかがでしょうか。

無料相談ができる施設が今後のアドバイスをくれたり被害者のサポートをしてくれるのに対して、カウンセリングでは自分が今後どうしたいのか、何をしたいのかということを被害者自身が語り、それによって自分で解決できるようにカウンセラーが導いてくれます。

まとめ

精神的DVは早く見つけられた分だけ被害を抑えることができますが、そう簡単に自分が被害者であるということに気づけません。

気づいた時にはもうボロボロだったというのも珍しいことではありません。

『ちょっとやりすぎじゃないかな?』『なんで自分だけこんな扱いを受けるのかな?』と思うような行為は精神的DVである可能性が高いです。

気のせいだと思わずに自分が被害者であるかもしれないと疑い、誰かに相談しましょう。

その相談相手は友達や家族でもいいですが、日本には被害者を守ってくれる施設があります。そのほとんどが無料相談を受け付けているので学生や無職の人でも安心して利用できます。

24時間電話で無料相談ができるところもあるので、辛いと思った時は迷わず電話をかけましょう。

 

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