無視は精神的DVに含まれます。無視が始まる原因と対処法。

ほとんどの人が自分が無視をしたこともあれば、無視をされたこともあると思います。

無視は学校や会社、家庭でも頻繁に起こっていることですが、無視には軽く捉えても問題ないものもあれば相手を自殺に追い込んでしまうほど恐ろしいものもあります。

無視によって被害者が苦痛を感じた場合、それは精神的DVに当てはまり、その苦痛は被害者の人生に大きな影響を及ぼします。

無視が始まる原因や無視された時の対処法を知り自分を守れるようになりましょう。

無視は精神的DVに当てはまる

精神的DVは身体に危害を加えることなく、言葉や態度によって相手を傷つける行為のことです。

その方法は様々で悪口を言う、バカにする、行動を監視し制限するなど加害者は色々な手を使って被害者を追い詰めていきます。

『無視』という行為は何の言葉も発しませんし、物を投げて脅したり、何か嫌がらせをするわけでもありません。

しかしこの無視するという行為は相手の心を深く傷つける精神的DVに値し、社会のいたる所で発生している大きな問題です。

学校でのいじめは無視から始まることも多く、そのせいで不登校になってしまう被害者もいます。

『おはよう』と教室に入ったのに誰も返事をしてくれなかった、でも次に入ってきた子にはみんなが笑顔で挨拶をしていたらあなたは耐えられますか?

無視の恐ろしいところは被害者一人に対して加害者が複数いるところです。日本人は集団でいることを好み、人と違う行いをすることに抵抗がある人が多いです。

特にいじめなどは強い者が加害者となるため、周りの友達も自分は無視されたくないという思いから一緒になってターゲットを無視し、自分は被害者にならないという安心感を得たいのだと考えられます。

なぜ無視をするのか

加害者が無視をするにはいくつかの理由が考えられます。

【妬みが原因の無視】
学校や職場などで仕事ができたり、クラスの人気者で周りからチヤホヤされる人のことをよく思わない人がいます。このような妬みや僻みから無視をするという加害者もいます。この場合はたとえ無視されても被害者の味方になってくれる人は多いのでそこまで深刻にならなくても大丈夫でしょう。ただ、加害者が無視では飽きたらずにターゲットの悪い噂などを周りに吹き込んで自分の仲間にしようとする場合もあるので注意が必要です。

【みんなの足を引っ張る人を無視】
上記とは真逆で、被害者が仕事が遅かったり、みんなの足をひっぱったりすると、それに腹を立てて無視するという加害者もいます。
この場合、最初から無視されるわけではなく、被害者が全く反省してなかったり、何度も同じ失敗を繰り返したりすると『この人には何を言っても無駄』『いないものとして考える』と見捨てられてしまうようです。

【誤解や勘違いで始まる無視】
言葉とは厄介なもので人によって捉え方が全然違っていて、自分が発した何気ない一言が相手を怒らせてしまい、それがきっかけで無視が始まることもあります。また、学生によくあるのが『〇〇ちゃんがあなたの悪口言ってたよ』という友達の言葉を信じ、その相手に対する怒りから無視をする場合もあります。そのような話を聞かされても自分の耳で聞いた事、自分の目で見た事以外は信じないようにしましょう。

【嫌われる行動をする相手を無視】
何を嫌われる行動とするかは人それぞれですが、一般的に人前で態度をコロコロ変える人は周りからあまりいい印象を持たれません。特にぶりっ子や媚びを売るような行為は反感を買うことが多く、このような行いをしているとみんなから嫌われて無視されてしまうかもしれません。

【理由のない無視、ストレス発散目的の無視】
これは一番残酷だと思います。特に理由はないけどなんとなく無視、気分が乗らないから無視なんてお前はそんなに偉いのか!と言いたくなりますね。さらに無視をした相手が悲しんでいる様子を見て優越感に浸りストレス発散している加害者もいます。人を傷つけることでしか自分を満たせないなんて哀れです。

上記以外にも理由は様々ですが、自分はなぜ無視されているのか日頃の行いを振り返ってみると原因が分かるかもしれません。

また、加害者自身が会話ができないほど深く傷ついていたり悩んだりしている場合もあるので相手の様子がおかしいと思ったら話を聞いてあげましょう。

無視された時の対処法

【職場での無視】
どうでもいい相手に無視をされても生活に支障はないかもしれませんが、職場での無視は仕事に影響を与える恐れもありますし、また無視をされると思うと被害者は仕事に行きづらくなってしまいます。
もし自分が無視をされている理由に心当たりがあるのなら思い切って謝ってしまいましょう。
全く理由がわからないのであれば話し合いの時間を持つことが必要です。もしかすると相手が何か誤解をしているだけの可能性もありますし、話を聞いてみたら自分の反省点に気づかされ今後に生かすことができるかもしれません。
少し勇気がいりますが、何でだろうとモヤモヤしていても解決は難しいので頑張りましょう。
どうしても自分一人では解決できそうにない場合は第三者に間に入ってもらい仲直りの手助けをしてもらうといいでしょう。

【夫婦、恋人間での無視】
夫婦や恋人は一緒にいる時間も長く友達や同僚よりも深い関係にあります。ケンカの延長で無視をしてしまったという人も多いと思いますが、好きな人と険悪な雰囲気でいるのって辛いですよね。
夫婦や恋人とケンカした場合でも素直に謝るのがベストです。しかしそれが簡単ではないのが本音のはず…
その場合は少し冷却期間を置いてからいつも通りに挨拶をしたり、ケンカの原因になった出来事について話し合ってみるとあっさり仲直りができるかもしれません。もし相手が自分より先に謝ってくれたら『私も(僕も)ごめんね』と言いましょうね☆

職場でも夫婦間でも無視がケンカや誤解で生まれたものなら話し合いや仲直りが必要ですが、加害者のストレス発散のためであったり、完全に被害者を困らせるのが目的の場合は精神的DVです。特に夫婦間では精神的DVが起こりやすくなっています。

明らかに精神的DVの場合は話し合いをしても解決に導くのは難しく、一緒にいるとさらにエスカレートしてもっと陰湿な嫌がらせに発展するかもしれません。

簡単なことではありませんが、転職や離婚を考える必要があります。

好かれる人になる

無視される原因が被害者側にあった場合、そのことに被害者自身が気付くことができたらそれは自分を変えるチャンスです。

人から好かれる人には特徴があります。

・笑顔を絶やさない
・人の話を聞く
・ポジティブ
・自信を持っている
・感謝の言葉を忘れない
・人の立場になって考えられる など

あなたの周りにいる好かれる人にもこのような特徴があるのではないでしょうか?

人は100人中100人から同じように好かれるのは無理ですが、自分の意識を変えることができたら99人はあなたのファンになってくれるかもしれません^^

もし『私ってネガティブな発言が多いな』『俺って感謝の言葉が足りてないよな』と思ったらぜひ改善する努力をしてください。

あなたを無視するなんて勿体無い、もっと仲良くなりたいと思わせる人になりましょう!

手を差し伸べる勇気を持とう

最初に書いた通り日本人は単独行動を嫌い、人と違う行いをすることに抵抗がある人が多いです。

学校や職場で無視されてる人に声をかけるということはみんなとは違う行動だと思います。

被害者を助けたら次は自分がターゲットになるかもしれないと不安に思う気持ちは誰もが持っています。

しかし、一緒になって無視をすること、そのような行為を見て見ぬふりをすることは加害者と一緒に精神的DVで人を苦しめているのと同じことです。

このままでは被害者は学校や会社に来られなくなってしまうかもしれません。うつ病やPTSDになってしまうかもしれません。最悪の場合、自ら命を絶ってしまうかもしれません。

被害者を救うことができるのはあなたの優しさです。どうか勇気を持って行動に移してください。

まとめ

無視が起こる原因は様々で、被害者側に問題がある場合もあります。

しかし、どんな理由があっても無視をするということはやっていいことではありません。

無視は相手の存在を認めない行為です。その行為は加害者が思っている以上に被害者を傷つけ苦しめています。

無視をするという行為の重さに加害者も気づかなくてはいけません。

また、自分の言うこと聞かせるためだったり、ストレス発散のために自分より弱い相手を無視するのは精神的DVです。

精神的DVの被害者は無視されることで自信をなくしたり自分を責めたりしてどんどん追い詰められていきます。

加害者と一緒にいるのが辛い、もう我慢できないと思ったら手遅れになる前に加害者から離れる方法を考えてください。

 

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