精神的DVの特徴。苦しんでいる被害者は意外と身近にいる!

精神的DVはその傷が目には見えないために、被害者がどれほど傷ついているかが分かりにくい問題です。

一人ではどうしようもないくらい追い詰められても助けを求めることができない被害者もいます。

被害に遭いやすい人にはいくつかの特徴があります。

あなたの周りにいる人はこの特徴に当てはまっていませんか?もし思い当たる人がいるのなら、その人にはあなたの助けが必要です。

DVは暴力だけではない

DVという言葉を聞くと身体的な暴力を想像する人が多いと思います。もちろん、身体的な暴力はDVに当てはまりますが、実は精神的な暴力もこのDVに当てはまります。

精神的DVには以下のようなものが当てはまります。

・大声で怒鳴る
・ひどい言葉で罵られる
・無視される
・物を投げたりわざと大きな物音を立てて威嚇される
・大事にしているものを捨てられる
・ケータイをチェックされる
・交友関係を制限される

性的な暴力もDVに当てはまります。

・避妊に協力しない
・中絶を強要される
・無理やり性行為を迫られる
・裸の写真を撮られる

上記以外にも被害者が精神的にダメージを受けたなら、それはDVと言えます。

しかし、精神的DVの被害者はこんなにひどいことをされているにもかかわらず、自分が被害者であると認識していない人が多いのも特徴です。

そのため、被害が表面化しにくく周りもなかなか気が付きません。

精神的DVが体に及ぼす被害

精神的DVの最大の特徴は『体に直接的な危害を加えない』ということです。

加害者は日常的に言葉の暴力で相手を傷つけたり『お前は本当にダメな人間だ』などと人格否定をして、じわじわと心にダメージを与えていきます。

被害者は『今度はどんなことを言われるんだろう』『また無視をされたらどうしよう』など常に加害者を恐れて生活するようになっていきます。

精神的DVは学校や会社でも起こりうることなので、自分がミスをした時などはクラス中から責められるのではないかと恐怖でしかありません。

そんな恐怖と緊張の中で生活していては人はストレスがたまってしまいます。このストレスを上手に発散できればいいのですが、精神的DVの被害者は一人で抱え込んでしまうのが特徴です。

そして最初は『なんでそんなことを言うんだろう?』と疑問を抱きますが、頻繁に繰り返されることによりだんだんと『自分は本当にダメな人間だ』『悪いのは全部自分だ』と自信を失い、自分を責めるようになってしまいます。

このストレスや自分を責める行為はやがて体にも影響を及ぼします。

ストレスから頭痛や吐き気に襲われる人もいます。怒られないようにしなきゃというプレッシャーで胃に大きな穴が開いてしまう人もいます。

めまいがしたり常にだるかったり、食欲がなくなったりと健康とは言い難い症状が出てきます。

加害者が被害者の体に指一本触れることがなくても被害者の体はこうしてボロボロになっていくのです。

精神的DV被害者の特徴

精神的被害者の特徴はモラハラの被害者の特徴とよく似ています。

・情が深い
・自己主張が苦手
・いつも自分が耐える選択をする
・頼られたいと思っている
・自信がない

などがあげられます。

精神的DVの被害者はどんなにひどい扱いをされても加害者に対して反論したりやり返したりすることはほとんどありません。それができればきっとこんなにストレスを溜め込んだりはしないですよね^^;

被害者になりやすい人は日頃からみんながあまりやりかがらないポジションを押し付けられたり、みんなが面白がって発した言葉に本当は傷ついても無理に笑ってしまったり、本当は嫌なのにそれが嫌だと言えないことから『この人には何をしても大丈夫』と思われ、ターゲットにされやすいのです。

 被害者はDVを受けることで存在価値を見出してる

精神的DVの被害者が人の役に立つことで自分の存在価値を確かめようとするのも特徴の一つです。

加害者はストレス発散のために被害者を罵ったり脅したりして、怖がっている様子を見て優越感に浸っています。

こんな行為は間違っていると誰でも分かるはずなのに、被害者はこの行為を受け止めることによって『自分は人の役に立っている』と自分の存在価値を見出しているのです。

人は誰かのストレス発散のために生きているわけではありません。

しかし被害者は日頃から繰り返される言葉の暴力や人格否定に慣れてしまい、それがおかしいということに気づけなくなってしまっているのです。

まとめ

精神的DVの特徴はDVを受けているということが周りに伝わりにくいということです。

体に殴られた跡や不自然な傷があれば『どうしたの?』と周りも声をかけてくれますが、精神的DVにはこの傷がないため、被害者の苦しみをわかってくれる人がなかなか現れません。

また被害者自身にも自分が被害者であることに気づいていなかったり、辛くても一人で抱え込んでしまうという特徴があるため、大きなストレスに苦しみ、体調を崩したり、生きる気力をなくしたりしてしまうのです。

体にできた傷はいつか綺麗に消えるものがほとんどですが、被害者が心に負った見えない傷は一生被害者を苦しめるかもしれません。

普段何も言い返さないクラスメイト、上司のひどい暴言に頭を下げるだけの同僚、夫の言うことに従ってばかりのママ友…もしかするとあなたの周りにも精神的DVの被害者がいるかもしれません。

もしかして?と思ったらぜひ声をかけてあげましょう!

 

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