言葉のDVチェック。特徴や具体例を知ろう。こんな発言には気をつけて!

『言葉のDV』の中には子ども同士の喧嘩のようなものから相手の人格を否定するような攻撃的なものまで様々なものが含まれています。

また、言葉のDVで負った傷は目には見えないので本当にDVと言えるのか判断が難しい場合があります。

どの程度がDVに当てはまるのか、特徴や例を知り言葉のDVチェックをしてみましょう。

言葉のDV。特徴と例

言葉のDVは自分より立場や力の弱い相手に対し精神的な苦痛を与える精神的暴力の一つであり、いじめやハラスメントの手段となる場合もあります。

肉体的・物理的な暴力に対しては、法律的に広く認められていて、防いだり反撃したりすることができます。

しかし言葉のDVに関しては日常的に起こっているためにどの程度が暴力として認められるのか判断が難しく、身体的DVのような痕跡も残らないため、法律的にも身体的DVほど守ってはもらえません。

いくら辛いと訴えてもその度合いは人によって異なり、本当にそんなことを言われたという証拠もないため、なかなか助けてもらえないのが特徴です。

「キモい」 「死ね」という言葉を軽いノリで発言する人も多くいますが、それが原因で自ら命を絶つ人もたくさんいます。

いじめの大半はまずこの言葉のDVから始まると思います。学校に訴えてもその現場を教師が見つけない限りいじめとして認識してもらうのは難しいでしょう。

言葉のDVは学生の間だけでなく、大人の社会でも当たり前のように起こっています。

私は元彼氏からモラハラを受けていて、言葉の暴力は日常茶飯事でした。

えば、私が料理をしても彼は決して美味しいとは言わず、手際の悪さを非難されるだけでした。

さらに一緒に乗ったタクシーで運転手さんに面白おかしく私の料理について散々な評価を下されました。

また、気に入って買った服も『センスがない』と褒めてもらえません。『本当にそれがいいと思ってるの?』と冷たく言われどこかへ行ってしまったこともありました。

それだけでなく、彼は私のコンプレックスを大声で指摘して笑ったり、痩せろ、デブなどはほぼ毎日言われていました。

言葉のDVが招く悲劇

最初は何か言われても失礼な人ね!と聞き流すこともできますが、毎日のように繰り返されると、自分は本当に彼が言うようなダメな人間なんじゃないかと洗脳されていきます。

自分は手際が悪いと思った私は彼の前で料理をするのが怖かったし、彼に手料理を食べてもらうこともだんだん億劫になりました。

自分にはセンスがないと思うようになったので欲しいものがあっても彼に批判されるのが怖くて自由に買い物ができなくなりました。

こうしていつの間にか私は自分の悪いところばかりを考えてしまい、自信が持てなくなりました。

そして彼を好きだと思う反面、彼を怖い存在だと思うようになりました。

彼が私に暴力をふるうことはなかったけど、私は毎日彼に怯えながら生活していました。

言葉のDVチェックリスト

モラハラの特徴と似てますが、私の経験から言葉のDVと思われるチェックリストを作ってみました。

自分の彼氏がいくつ当てはまるか言葉のDVチェックをしてみてください。

  • 他人を見下した発言が多い
  • おめえ、てめえなど恐怖心を煽る呼び方をする
  • 気に入らないことがあると舌打ちをして怒っているオーラを出す
  • 『なんでできないの?』『それでいいと思ってるの?』と小さなミスでも責める
  • 常に上から目線
  • こちらが気にしていることをネタにして笑い者にする
  • 『だまれ』『ぶっ殺す』などの言葉を使って脅す
  • 決して褒めない
  • 『コミュニケーション能力が低い』『心がこもってない』などの曖昧な言葉で非難する
  • 『俺が怒っているのはお前のせいだ』と何でも人のせいにする
  • 容姿に関してバカにしたり、対照的な人と比べてその人を褒めちぎる

はっきりとした言葉ではありませんが、舌打ちや大きなため息も相手を追い詰めるための立派な武器になります。

また、褒めないことも『気に入らなかったのかな』と相手を不安にさせるので精神的なダメージになります。

小さなことでも放置しない

言葉のDVでできた心の傷は放っておくとどんどん大きくなります。

そして彼が言う通りのダメな人間として自分を認識するようになっていきます。

そうならないためにはどんなに小さなことでも見逃さず重い言葉として受け止めること。

彼に傷つくことを言われたらちゃんと怒ってください。『そんなことない!』と自分を守ってください。

反撃をすれば余計ひどいことを言われるかもしれませんが、すべて受け入れていたら今後の改善は見込めません。

また、彼にどんなにひどいことを言われてもそれを信じてはいけません。

上司や家族から注意をされることは誰にでもあるものです。時にはそんなに言わなくてもいいじゃん!と言いたくなるような時もあります。

しかしそこには自分のためを思ってあえて言ってくれた言葉も多く含まれているはずです。

言葉のDVはそれとは明らかに違います。

相手を怖がらせるため、相手を支配するため、自分が優位に立つためだけに暴力的な言葉は発せられます。そんな言葉を自分のために言ってくれているなんていう勘違いは絶対にしないでください。

まとめ

これを言われたらDVだと言い切れる言葉はありませんが、何かを言われて傷つき、それが何度も繰り返されるなら、それは言葉のDVとして受け止めていいと思います。

言葉のDVには目に見える傷は作れなくても、相手を苦しめて精神的に追い詰める特徴があります。

もし彼にひょっとして…と思う発言があった時は早めに信頼できる人に相談してください。