遊びたいから離婚!?若い夫婦の幼稚な離婚理由。結婚前に冷静に考えることとは?

昔は10代でお嫁に行くなんて珍しいことではありませんでしたが、現在は晩婚化と言われ、30代でも独身生活を楽しんでいる人はたくさんいます。

しかし、若い男女が結婚しなくなったわけではありません。10代〜20歳そこそこで夫婦になるカップルも多く、SNSで幸せそうな結婚報告をする若い夫婦もよく見かけます。

しかし、若い夫婦はある程度の年齢になってから結婚した夫婦に比べて離婚率が高く、数年で離婚なんてことも珍しくありません。

その離婚理由は結婚に対する理想と現実の違いだったり、育児の大変さだったり、経済的な問題だったりしますが、そのほとんどが『もっと遊びたい』につながります。

なぜ若いうちに結婚したのか

若気の至りという言葉がありますが、若いうちは勢いに任せてなんでもできたりするのは事実です。

勢い任せに行動したことで失敗することもあったと思いますが、それでもその失敗から大切なことを学ぶことができたなら無駄な時間ではなかったと思います。

しかし、結婚や妊娠となるとそう簡単に考えられる問題ではなくなってきます。

若い夫婦が結婚した理由はほとんどが『妊娠したから』です。私の周りにも何人もいます。

社会経験すら乏しい男女は親になることや子供を育てていくことに対して軽く考えていることが多く、自分の親に頼ればいいという甘えがあったり、子供が生まれたらこんなことをしたいという夢ばかりが膨らんで頭の中がお花畑になってしまいます。

実際に子供を育てるためにはたくさんのお金が必要です。自由な時間もなくなります。子育てで感じるストレスは想像以上です。

若い夫婦はそういったマイナス面を見ることができないために簡単に結婚してしまうのだと思います。

また、恋は盲目というように若いうちは『この人しかいない!』と勝手に運命の人を決めてしまいます。

そうすると24時間一緒にいたい、結婚して夫婦になりたいと一時の感情で盛り上がってしまい、周りの反対を押し切って無理やりゴールインしてしまいます。

この熱い気持ちはドーパミンの作用によるもので、残念ながらその効果は3年で切れます。燃え上がった気持ちがなくなってしまうので勢いで結婚した夫婦は離婚しやすくなるのです。詳しくはこちら⇒『愛情がなくなったから』を離婚理由にするには?冷めた気持ちとの向き合い方。

若い夫婦が離婚する原因

もっと遊びたいと思っている若い夫婦は多いです。

10代後半〜20代前半は一番自由で楽しい時期だと思います。上記にあげたような理由でこの一番楽しい時期に結婚すると、後から『もっと遊んでおけばよかった』と後悔することがあります。

しかし、結婚してからではなかなかこの遊びたい欲求を満たすことはできないので、結婚したことが間違いだったと感じてしまいます。

若い夫婦はどのようなことがきっかけで離婚したいと思うのでしょうか。

親になる覚悟がない

できちゃった婚をした若い夫婦は子供を望んでいたわけではありません。
いつかはこの人と結婚して子供を生みたいという願望はあったかもしれませんが、そのタイミングは今ではなかったはず。
子供が生まれると夫婦の生活は大きく変わります。
何をするにも子供を優先に考えなくてはいけません。今まで当たり前のようにできていたことが子供がいるせいでできなくなります。
逆に今までしなくてよかったことが子供がいるせいでやらなきゃいけなくなったりします。
本当に子供を望んでいる夫婦にはここを乗り越える覚悟がありますが、できちゃた婚をした若い夫婦にはありません。
そのため『なんでこんなことしなきゃいけなんだ』『もうやりたくない』『子供さえいなかったらもっと遊べるのに』と不満が募り、夫婦仲も悪くなっていきます。

経済的に不安定

若い夫婦は家がよっぽどのお金持ちだったり、自分が売れっ子のユーチューバーでもない限り、結婚して家族を養っていけるだけのお金を持っていないと思います。
結婚すると今まで自由に使えていたお金がなくなり、出費が増えます。
実家でお世話になったり親の援助がある場合は自分たちで負担するお金は少ないかもしれませんが、親と離れて生活していくのであればその生活費は自分たちで稼がなくてはいけません。
自分で払うようになって初めてその金額の大きさに驚きます。夫婦は生活費のためにたくさんの我慢を強いられます。
お金がない生活はストレスになり、お給料が少ない夫に対して文句を言ったり、交際費のかかる妻に対して不満を抱くようになり夫婦仲は冷めていきます。

友達を羨ましく感じる

今は友達と直接合わなくてもSNSを通して近況が分かる便利な時代です。
友達のインスタを見ると〇〇へ行った、△△をした、□□を買ったなど充実した生活ぶりが嫌でも目に入ってきます。
結婚前は自分だって同じように遊んでいたのに、今は子育てやお金に苦労する毎日。
友達を羨ましいと思ってしまうのは当然だと思います。
特にできちゃった婚をした場合は、自分たちの希望するタイミングでの結婚ではなかったため、余計に『もっと遊びたい』と思ってしまいます。
友達と自分を比べて生まれるマイナスの感情はやはり夫婦関係にも影響を与えます。
『私だって遊びたいのにあなたが子育てに協力してくれないから遊べない』『俺だって欲しいものがあるのにお前が生活費で使っちゃうから買えない』と欲求が満たされないことの原因を相手に押し付けるようになり、夫婦仲は悪くなっていきます。

『遊びたい』は離婚理由として成立するのか

お互いにもっと遊びたいと思っている場合は協議離婚が成立すると思いますが、どちらかが離婚したいと思っているのに対してもう片方が離婚したくないと思えば、遊びたいという理由だけで離婚するのは難しいでしょう。

誰だって『もっと遊びたいから離婚したい』と言われたら頭にきますよね。

しかし、そんな理由で離婚するのはいくらなんでも子供すぎるし、本人もそれは分かっているので、もし離婚調停をすることになったら『遊びたいから』ではなく、性格の不一致や相手の浮気などを離婚理由にあげると思います。

実際に遊び足りない若い夫婦は、恋愛感情がなくても友達として異性と頻繁に連絡をとったり、結婚前と同じように男女混合で遊びに行ったりします。

そうすると配偶者にその連絡のやりとりを浮気だと誤解されたり、友達と遊んでばかりいると非難される可能性があります。

これが離婚理由として認められる場合もあります。

これとは逆に遊びたいと思っている妻に愛想を尽かして離婚したという若い夫婦もいます。

この妻は10代で妊娠をして結婚し、二人の子供を生みました。しかしまだ20際にも満たなかった妻は結婚生活に嫌気がさし、夫婦喧嘩が増えていきました。

友達と遊び歩くことが多くなり、だんだんと子供の面倒もみなくなっていきました。

夫は年上でしたがそれでも20代前半。決してお給料のいい仕事ではありませんでしたが家族のために一生懸命働きました。

さらに夫は子育てをしない妻の代わりに一人で二人の子供たちの世話もしました。

そんな生活に限界を感じたのは妻ではなく夫でした。『子供は俺が面倒見るから離婚してくれ』と妻に離婚を請求しました。

妻もこの請求を受け入れたので協議離婚が成立しましたが、もし離婚調停になっていた場合でも夫は妻の行動を悪意の遺棄や婚姻を継続し難い重大な事由として主張できたと思うので十分な離婚理由として認められたと思います。

中絶することへの考え方

先ほどできちゃった婚について書きましたが、できちゃった婚が悪いわけではありません。

できちゃった婚でもちゃんとお金を稼いでちゃんと子供を育てている立派な若い夫婦ももちろんいます。

しかし、できちゃった婚で結婚した夫婦の離婚率は6割を超えています。

望まない子供だったために育児放棄をしてしまった、虐待をしてしまったという悲しいニュースもありますし、最近では高校生がトイレで出産した、生まれたばたりの赤ちゃんを公園に埋めてしまったという衝撃的な出来事も起こっています。

妊娠が発覚した時、中絶を考えたカップルも多いと思いますが『中絶は殺人と同じ』と考え、赤ちゃんがかわいそうという理由で出産を決めた人も少なくないでしょう。

もちろん、中絶はいいことではないと思います。しかし、生まれた後に恵まれない環境で暮らす子供だって可哀想です。

私は若い母親が子供を連れて夜中まで遊んでいるのを何度も見ました。

家事をしない親のせいで家の中はまるでゴミ屋敷、子供の食事はカップラーメンという家庭も知っています。

お金がないために子供にはいつもボロボロの服を着せてお風呂にも入れてあげないという夫婦もいます。

子供より自分優先な親のせいでいつも寂しい思いをしている子供もいます。

このような環境は子供にとって決して幸せとは言えません。さらに虐待までされて殺されるくらいなら最初から生まれない方が幸せだったのではないかとも思います。

確かに中絶は殺人かもしれません。しかし、生まれた後のことをよく考えずに出産し、このような状況になった時一番可哀想なのは子供です。

妊娠が発覚した時は殺したら子供が可哀想と思うのも大切ですが、自分たちの元に生まれた子供が本当に幸せになれるのかも考えてあげてください。

もし今は育てられないと思うのであれば、自分たちの軽率な行動を反省し、お腹の中の赤ちゃんと別れることも必要です。

まとめ

若い夫婦のマイナス面ばかりを書きましたが、必ずしも悪いことばかりではありません。

若くてもしっかりと夫婦で子育てをしている家庭があることはとても喜ばしいことです。

ただ、若い夫婦の離婚率が高いということは事実です。離婚の原因はそれぞれだと思いますが、その多くが『もっと遊びたい』という欲求につながっています。

遊びたいからという離婚理由はあまりにも幼稚でわがままです。

結婚も離婚も夫婦だけの問題ではありません。夫婦が離婚することで両親にもたくさんの心配をかけることになるし、子供がいた場合は子供だって寂しい思いをすることになります。

結婚も離婚も紙切れ1枚で済む話ですが、自分たちの将来に関わる大切なイベントです。

本当に結婚するタイミングは今なのか、生まれた子供を幸せにできるのかということをもっともっと深く考えてくれる人が増えるといいなと思います。

こちらの記事もご覧ください。⇒悪意の遺棄による離婚。その時の慰謝料は?離婚理由にならない場合もあります!