ペットがきっかけで離婚!?その本当の離婚理由は性格の不一致だった!

私は動物が大好きで、全て捨てられていた動物ですが、かれこれ25年以上、ペットと一緒に生活をしていました。

ただそこにいるだけで可愛くて癒されて、『この子なしでは生きていけない!』というくらい溺愛してしまう気持ち、ペットを飼ったことがある人なら分かるのではないでしょうか?笑

しかし、ペットという存在に対する接し方や考え方は人それぞれです。

家族同然に愛情を注ぐ人もいれば、仕方なく家に置いているという人もいます。

どんなことでもお互いに妥協したり寄り添ったりして一つの答えを出していくのが夫婦ですが、このペットに対する考え方の違いが、性格の不一致という形で離婚理由になってしまう可能性があります。

ペットが原因の離婚理由

ペットが原因で離婚する場合、具体的には夫婦の間でどのようなことが起こっているのでしょうか?

ペットをいじめる配偶者

種類にもよりますが、ペットとして飼われている動物は人間より弱く、何かされても抵抗できないことが多いです。
これは男性に多いようですが、小型犬や猫など小さな動物を蹴ったり投げ飛ばしたりする人がいます。
本人に注意をしても『これは躾だから』と聞く耳を持たなかったり、妻が見ていないところで暴力を振るっています。
もちろんペットと生活していくにあたり躾は必要ですが、明らかにストレス発散の目的でペットをいじめるのは間違っています。
自分が大切にしているペットが傷つけられるのは悲しいですよね。
さらにこの暴力行為が子供に及ぶ危険もありますし、妻が被害者になってしまう可能性もあります。
このような理由から『このまま一緒にいて大丈夫なんだろうか』という不安が募ったり、怯えるペットのことを考えて妻は離婚を考えます。

ペット優先の配偶者

ペットを溺愛するあまり、全てにおいてペット優先の生活をする人もいます。
生き物を大切にするのは素晴らしいことですが、だからと言って人間をないがしろにしていいことはありません。
テレビで特集されていましたが、今はペットもエステに通う時代。
30万の犬用ベッドや何万円もするエステコースも用意されていて、ここにペットを連れてきているのはほとんどが女性でした。
もし、旦那さんにも同じようにお金をかけて同じように愛情を注いでいるのであれば問題はないかもしれませんが、ペットばかりに時間を割いて家事をしなくなったり、ペットにお金を使うために旦那さんのお小遣いを大幅にカットしているのであれば問題です。
また、ペットを可愛がるだけで叱らないという人もいます。
猫が食事中に机の上に乗ったので注意したら『そんなに怒ったらかわいそうでしょ!』、マーキングが激しいので叱ったら『その辺に物を置いておくお前が悪い!』と配偶者を責め、ペットに対しては一切怒りません。
私は人間とペットに優先順位はないと思っています。同じ家族なのだからどちらも同じように大切にしなければ愛想を尽かされて当然ですよね。

ペットの世話を任せきりの配偶者

動物を飼うということは楽なことではありません。
ご飯もあげなきゃいけないし、散歩にも連れて行かなきゃいけないし、トイレの掃除も人間がやります。
病気になれば病院に連れて行くし、その治療費は決して安くはありません。
ですが、放っておけば死んでしまうので家族の誰かがやるしかないのです。
その『誰か』は家族全員であるべきです。
しかし、残念なことに面倒なことは一切やらずに、全て自分以外の誰かにやらせる人がいます。
家族のご飯を作っている最中に『犬がウンチをしたから片付けて』と言われたら『お前がやれ!』と言いたくなります。
『病院行くとお金かかるからあなたが連れてって』と言われたらイラッとします。
『寒くて嫌だから誰か代わりに散歩に行って〜』は我が家でも時々ありましたが、これが当たり前になってしまうのはよくありません。
可愛がるだけ可愛がって面倒なことは誰かに押し付けるというのは責任感に欠けますし、どっちかだけに負担がかかってしまうのでバランスのとれた結婚生活が送れなくなってしまうかもしれません。

ペットに対する思いの違いが性格の不一致になる

これは私の知り合いのカップルの話です。

彼女が猫を飼っていて彼氏もそれは知っていました。

そして二人は同棲を始め、もちろん彼女の猫も一緒に生活していました。

ところが、ペットを飼ったことのなかった彼にとって猫は決して可愛い存在ではなく、ソファーで爪とぎをされたり、部屋の中が毛だらけになることにイライラを募らせていきました。

彼女は猫ばかりを優先させていたわけではなく、できる範囲で躾や掃除もしていましたが、どうしても猫の存在が受け入れられなかった彼は自分を選んでくれるだろうという気持ちで『猫を飼うなら別れる』と言いました。

すると彼女は猫を連れて家を出て行き、結局二人は別れてしまいました。

これは結婚してからペットを飼い始めた夫婦にも起こり得る現象です。

ペットのことを大切にしていないわけではないけど、自分の考えている育て方と違うと『なんで分かってくれないの!?』と不満を募らせるようになります。

抜け毛に対して『仕方ない』と受け止める人もいれば服につく抜け毛にストレスを感じる人もいます。

そのような不満やストレスは改善されないとどんどん大きくなっていき『あなたとは考え方が合わない』となります。

考え方が合わないというのは『性格の不一致』に該当し、離婚理由の『婚姻を継続し難い重大な事由』になるかもしれませんが、性格の不一致で離婚する場合はどちらにも責任があるとして慰謝料の請求はできないことがほとんどです。⇒離婚理由は性格の不一致。慰謝料、養育費はいくら?浮気してるって本当!?

離婚時のペットはモノとして扱われる

小さなハムスターだってみんなから気持ち悪がられてしまう蛇だって生き物であり、飼い主にとっては大切な家族です。

ですが、離婚する時、ペットはモノとして扱われてしまうため、親権や養育費は存在しません。

ペットをどちらが引き取るかは財産分与の話になってきます。

財産分与は結婚後に二人で購入した家や土地や家具などを二人で分けることで、慰謝料の代わりに家と土地をもらったり、離婚後も家のローンを相手に払ってもらうなど分け方は様々です。⇒浪費癖が離婚理由の場合、慰謝料はもらえる?不動産の確認でトラブル防止!

ペットはお金がかかるので、ある程度の収入がないと育てていくことは難しいです。

特に専業主婦やパートで働く妻が引き取ることになった場合は金銭的に厳しいかもしれません。

このような時、もし夫もペットを大切にしていて離婚後もペットに会いたいと言うのであれば、その代わりとして少しお金を負担してもらったり、ペット用品を購入してもらったりするのもいいかもしれません。

離婚する際に決めたことは離婚協議書に残しておくことができるので、今後のトラブル防止のためにもペットに関する取り決めをしておくといいと思います。⇒これで安心!離婚理由に関係なく離婚協議書を残そう。かかる費用は?

ただ、これは相手の合意がある場合に限ります。

先ほども言いましたがペットに親権はなく、財産として扱われるので『毎月3万円の養育費を払って』という命令はできません。

まとめ

とってもかわいいペットですが、時にそれは夫婦関係を破綻させるきっかけになるかもしれません。

ペットが悪いわけではなく、ペットに対する考え方の違いが夫婦の間に溝を作っていきます。

考え方が合わないと一緒に生活をしていく上でぶつかることが増え、その度にストレスがたまり、だんだんと相手のことが憎くなったり、顔も見たくないと嫌悪感を抱くようになってしまいます。

この場合の離婚理由は性格の不一致になり、夫婦関係が破綻していて修復できないのであれば離婚が認められます。

離婚する際、ペットは財産として考えられ、養育費の請求はできないので、引き取る方は一人でも育てていける環境を整えることを忘れないでくださいね。

 

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