証拠があればモラハラは離婚理由として成立する!証拠の集め方と心構え。

配偶者のモラハラが原因で離婚する夫婦が増えている現代。かつては私もモラハラの被害者でした。

モラハラは『婚姻を継続し難い重大な事由』に該当するので離婚理由になりますが、外部から分かりづらい被害であり、身体的暴力のように証拠が残らないので、あなたがいくらモラハラだと訴えても第三者に理解してもらうのは簡単ではありません。

モラハラは精神的苦痛を味わうので被害を証明できれば慰謝料も請求できます。

そのためにも少し時間はかかりますが、離婚話をする前に少しずつ証拠を集めておきましょう。

こんな行為はモラハラだ!

常に上から目線でダメ出しばかりする

モラハラをする人は常に上から目線で人をバカにしたような態度をとります。
何をしても『お前は本当にダメな人間だな』『あなたってなんでそんなにバカなの?』と人間性を否定するようなことばかり言います。
後輩や店員さんに対しても横暴な態度をとり、ほんの少しのミスでも相手が泣くまで責め続けたり、『あいつはここがダメなんだ』と悪口ばかり言います。

威圧感を与え口答えを許さない

モラハラをする人は自分が一番偉いと思っています。
そのため自分に逆らうことを許しません。
何かを決めるときは一応相手にも『どうしたい?』と聞きますが、その裏には『俺に逆らったらどうなるか分かってるだろうな?』『私に逆らうなんて100万年早い』という気持ちがあります。
日頃から逆らったら怖いという雰囲気を作っておき、反対意見を言わせません。

不都合なことはなんでも人のせいにする

モラハラをする人は自分がミスをするなんてありえないと思っています。
何か問題が起きれば関係ないような過去の出来事まで引っ張り出してきて『あの時お前がこうしたのが悪い』『あの時あなたがあんなことしたせいよ』と全ての責任を人に押し付けます。
自分が寝坊して出かけるのが遅くなった時だって『俺が起きるまで起こさなかったお前が悪い。ちゃんと起こさないから予定が狂った』と人のせいにするのです。

自分の思い通りにならないと不機嫌になる

モラハラをする人は自分が王様(女王様)でいなくては気が済みません。
世界は自分中心に回っていると思っているので、自分の意に反することが起こるとあからさまに不機嫌になります。
不機嫌になるとわざと大きな音を立ててドアを閉めたり、物を乱暴に扱ったりしてあなたを怖がらせます。
その態度に怯えているあなたを見て『自分は強い』『私は偉い』と優越感に浸っているのです。

無視をする

モラハラのスイッチが入ると徹底的に配偶者を無視する人もいます。
なぜ怒っているのか聞いても無視。わざと大きなため息をついて配偶者の不安を煽ります。
やっと口を開いたかと思えば『聞かなきゃ分からないのか!?』と怒鳴ったり『言ってもしょうがない』と冷たく当たります。
無視をすればあなたがご機嫌を取ろうと頑張ってくれるのでモラハラ夫(妻)にとっては居心地がいいのです。⇒モラハラ彼氏の無視が始まった!そんな時に被害者がとってしまう行動が彼を快適に過ごさせていた!

他にもモラハラ加害者はいろいろな手を使って配偶者を精神的に追い詰め、自分の奴隷のように扱います。⇒精神的DVの具体例。全然気にしない人もいる?精神的DVの定義って?

第三者には分かりづらいモラハラ

モラハラ加害者には外面がいいという特徴があります。そのため、あなた以外の人から見たら理想の夫(妻)であることが多いのです。

だからあなたがいくら配偶者のモラハラを相談しても『そんな人には見えない』『考えすぎだよ』と信じてもらうことができません。

モラハラは殴る、蹴るなどの暴力も伴わないので証拠も残りませんし、基本的に二人きりの密室の空間で起こるので人目につきにくいのも特徴です。

モラハラ加害者と一緒にいることであなたは人生を台無しにされます。

そうならないためには一刻も早く離れることですが、モラハラの加害者は世間体をきにするので離婚には簡単に応じません。

あなたがモラハラを訴えたところで『そんなことしていない』と100%否定します。

それどころか『夫は家庭を顧みない人で私はいつも寂しかった』『妻が何もしないので家のことは自分が全てやっていた』などあなたを悪者にしててくる可能性もあります。

モラハラな配偶者と離婚するための証拠

モラハラは目に見えない被害ですが、形に残すことは不可能ではありません。離婚を切り出す前に配偶者のモラハラが離婚理由であると証明できるよう証拠を集めておきましょう。

証拠として有効なものは

  • モラハラの内容を綴った日記
  • 暴言を録音したレコーダー
  • 精神科やカウンセリングに通った診断書
  • 警察に相談したという記録
  • 周りの人の証言
  • 脅迫された時のメール など

日記はできるだけ細かく書きます。いつ、どこで、どんなことが起こって、どんなことをされ、自分はどう思ったのかを誰が見てもわかるように記録しておきます。特に自分が感じた苦痛は離婚の原因に直結していると思うので辛い気持ち、離婚した気持ちなどしっかり残しましょう。

暴言を録音しておけば相手が否定しても動かぬ証拠になります。ですが、モラハラの加害者は口が達者でなんでも自分に都合がいいように書き換えるため暴言に対するもっともらしい言い訳をしてくる可能性は高いです。1回だけではなく何度もモラハラがあったということをわかってもらうためには録音も定期的にしておくといいでしょう。ただ、見つかったらどんな仕打ちを受けるか分かりません。録音するときは十分気をつけてください!

病院やカウンセリング、警察にいった記録などはあなたがモラハラで精神を病んでいたという証拠になります。
お医者さんによってはあなたが有利になるような診断書を書いてくれる場合もあるので受診しておくといいでしょう。

絶対に自分を責めないこと

モラハラの被害者は加害者に心を支配されるため、だんだんと自分を責めるようになっていきます。

最初の方に寝坊して予定が狂った時の例を書きましたが、あの時私は本当に元夫を起こさなかった自分が悪いんだと思い込んでいました。

何をしても否定されるので自分をダメな人間だとも思っていたし、問題が起こるのは自分に責任があるのだと思っていました。

しかし、あなたがこれを読んでくれているということは配偶者の異常さに気づいているということ。

モラハラの被害に遭っていることは決して幸せなことではありませんが、その事実に気づいているということは不幸中の幸いです。

これから先、証拠を集め、離婚したい意思を伝えてもなかなか納得はしてもらえないでしょうし、『今まで生活してこれたのは誰のおかげだと思ってるんだ!』『あなたみたいなダメ人間と結婚してくれる人なんて他にいるわけない』などひどい言葉で罵られるかもしれません。

人は恐怖を感じるとそこから逃げるために相手に屈したり、立ち向かったことを後悔したりしますが、あなたは間違ったことなんてしていません。

やっぱり自分が悪かったのかもと思ってしまっては離婚することはできません。何を言われても絶対に自分を責めないでくださいね。

また、モラハラ加害者との冷静な話し合いは難しいと思います。自分を守るためにも、スムーズに離婚するためにも弁護士さんを立て、協議離婚が無理なら粘らずにすぐに離婚調停に移りましょう。

ちなみに、モラハラや精神的DVで離婚した時の慰謝料は50万〜300万円が相場だと言われています。

金額はモラハラの内容や婚姻期間によっても変わってきますので、希望の額をもらうためにも弁護士さんに依頼するのがいいと思います。⇒離婚理由の上位に入る精神的DV。証拠を集めて慰謝料を請求しよう!

まとめ

モラハラは目に見えませんが、被害者は本当に苦しんでいます。

周りの人に相談してもなかなか分かってもらえなかったり、子供のことや経済的な理由から離婚に踏み切れない人も多いと思いますが、モラハラ加害者と結婚生活を続けてもあなたは絶対に幸せにはなれません!

一刻も早く離婚して穏やかな生活を取り戻しましょう。

あなたたち夫婦がモラハラの加害者と被害者の関係であることが証明できれば、モラハラは離婚理由として成立します。

そのための証拠集めは欠かせません。簡単なことではないかもしれませんが、あなたが望む結果につながるように今日から少しずつでも証拠集めを始めてください。

くれぐれも配偶者には見つからないように気をつけてくださいね!

 

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