他に好きな人ができたという離婚理由。慰謝料の相場と離婚のリスクは?

結婚すると恋人同士のようなときめきがなくなります。

それを愛情が冷めたと感じる人もいるし、もっと刺激がほしいと思う人もいます。

それは仕方のないことですが、そこで気をつけたいのが離婚に至るほどの恋愛を外でしないことです。

実は他に好きな人ができたという離婚理由は多く、燃え上がる気持ちを抑えられずに家族を捨ててしまう人がいます。

言われた側の精神的苦痛は計り知れません。お金で解決する問題ではありませんが、自分が納得できる慰謝料を請求しましょう。

また、他に好きな人ができたという理由で離婚するのは危険です。どのようなリスクがあるのか、自分にはそれを乗り越えるだけの覚悟があるのか冷静に判断してください。

リスクを考える

他に好きな人ができた時、夫(妻)はその人と一緒になりたくて周りが見えていなくなってしまっている可能性があります。

しかし、勢いに任せて離婚するのは大きな後悔の原因になる可能性がとても高いです。

他に好きな人ができたという理由で離婚した場合のリスクを考えてみましょう。

高額な慰謝料を支払う

他に好きな人ができた側はその相手との幸せな未来に胸を膨らませていますが、別れてくれと言われた側はものすごいショックを受けます。
浮気が離婚の原因の場合、配偶者と浮気相手との間に肉体関係があれば離婚理由と認められ、慰謝料を請求することができます。
他に好きな人ができたという場合、浮気の関係にあるのか、二人で出かける程度の仲なのか、単なる片思いなのかによって慰謝料に差が出ると思いますが、例え肉体関係ではなかったとしても身勝手な理由で離婚を迫られた夫(妻)の精神的苦痛を考えたら、相手が納得できる金額を支払うのが当然でしょう。

周りから白い目で見られる

もしあなたが友達に『他に好きな人ができたから夫と離婚したい』と相談されたらその友達に対してどう思いますか?
もちろん応援してくれる人もいるでしょうが非難する人も少なくないと思います。
実際に離婚が成立したら『あそこの奥さん、他に好きな人ができたから離婚したんだって』と噂される可能性もありますし、夫や子供を捨てて他の男性を選んだあなたから離れていく友達も多いでしょう。
家族だって新しい恋を応援してくれるとは限りません。
他に好きな人ができたという理由で離婚する場合は、周りから白い目で見られるという覚悟をしなくてはいけません。

子供に会えない

現在、離婚した夫婦の9割が妻が親権者になることが多いですが、他に好きな人ができたという場合はいくら母親でも親権を取れない可能性も十分にあります。ある程度大きな子供なら親権を決める際には子供の意思が尊重されるので『お母さんと暮らしたくない』と言われれば親権者は夫になります。
離婚しても面会交流で子供に会うことはできますが、これも子供が『会いたくない』と言えばそれまでです。
他に好きな人ができたという理由で離婚した自分の母親を許せないし会いたくないと思うことは自然なことだと思うので、離婚したら子供と二度と会えなくなるかもしれないという覚悟も必要です。⇒子供に会いたい!精神的DVが原因で離婚した場合でも面会交流が認められるのか?

騙されているかも

恋をすると誰だって楽しくて舞い上がってしまいます。『離婚して自分のところにきてほしい』と相手に言われたらどんどんのめり込んでしまいます。
しかし、相手の言っていることが本当かどうかは分かりません。相手も既婚者だった場合、『僕も妻と別れるから』という彼の言葉を信じて夫に別れ話をしたあなた。しかしいくら待っても彼に別れる気配はなく、奥さんのお腹には新しい命が宿っていることが発覚しました。
彼が言った言葉はあなたを繋ぎとめておくための嘘。妊娠中の奥さんの代わりに性欲を満たしてくれる相手がほしかっただけなのです。
舞い上がっていると気づけないことはたくさんあります。手遅れになる前に相手の本気度もきちんと確かめましょう。

慰謝料の相場

浮気で離婚した場合の慰謝料は50万〜300万が相場と言われおり、この幅は状況によって変わってきます。

浮気が発覚したけど別居も離婚もせず夫婦関係を継続する場合の慰謝料は50〜100万円。
浮気が原因で別居した場合の慰謝料は100〜200万円。
浮気が原因で離婚した場合の慰謝料は200〜300万円。

上記は目安であり、慰謝料には決まりがありません。

他に好きな人ができたけどその人と肉体関係がない場合や一方的な片思いをしている場合は高額な慰謝料の請求は難しいかもしれません。

しかし配偶者の身勝手な理由により離婚を迫られた側はバツイチになります。

バツイチはもう珍しいことではありませんし悪いことでもないのですが、私もバツイチになった時は周りからどう思われるんだろうという不安がありました。

新しい恋をしてもバツイチだからとフラれてしまうかもしれないし、離婚したことで社会的地位が悪くなる可能性もあります。

慰謝料は精神的苦痛に対する代償です。中にはどうにかして慰謝料を払わずに離婚しようとする人もいますが、相手が味わった苦痛やこれからの相手の生活を考え、できる限りの金額を支払うのがせめてもの償いではないでしょうか。

請求する側は提示した金額が妥当だと判断されるかは分かりませんが、自分が納得できる金額を請求するべきだと思います。

他に好きな人ができるまでの経緯

たった今慰謝料について書きましたが、他に好きな人ができた経緯によっては相手だけを責めることはできません。

例えば夫が『他に好きな人ができたから離婚してほしい』と妻に言ったとします。

夫婦関係がうまくいっていたのにもかかわらず妻以外に好きな人ができたのなら妻側に問題はありません。

しかしもし妻が夫に対して毎日のように暴言を吐いていたり家事を放棄している場合は妻にも浮気の原因があると言えるでしょう。⇒世間は嫁の味方!?精神的DVで苦しむ夫が増える悲しい理由。

だからといって浮気をしていいことにはなりませんが、夫婦関係が破綻した原因が妻にもある場合は慰謝料が減額される場合もありますし、逆に夫から慰謝料の請求をされるかもしれません。

離婚してから気づく大切さ

他に好きな人ができたという理由で離婚した夫婦は多いですが、離婚した後に後悔している人もたくさんいます。

離婚する時は浮気相手と一緒になりたい一心で離婚しますが、障害があったから燃え上がっていただけで、その障害がなくなったら冷めてしまったというパターンは多いです。

また、好きな人と再婚できたとしてもその夫婦生活がうまくいくかは分かりません。

夫婦揃って『略奪愛だ』『浮気だ』などと中傷されるかもしれませんし、一緒に暮らし始めたら全然価値観が違ってケンカばかりするかもしれません。

前の配偶者との間に子供がいる場合はその子に会いたくてたまらなくなるかもしれません。

子供が拒否しなければ会えますが、身勝手な理由で自分を捨てた親に会いたいと思う子供は少ないでしょう。

大切なものは失ってから気づくと言いますが、離婚してから気づいてももう遅いのです。

どんなに反省してもどんなに後悔しても夫(妻)が負った傷は消えないのです。

離婚後、ようやく妻の大切さに気づいてやり直そうと思ったけど拒否された、夫をどれだけ傷つけたかが分かり謝りたかったけど会ってもらえなかったと嘆く人は多いですが、これは当たり前の対応です。

好きで結婚したはずの浮気相手とも上手くいかず、本当に大切な人とはもう二度と家族にはなれない。こうなる前に離婚という決断が本当に正しいのか、時間をかけてじっくり考えなくてはいけません。

まとめ

『他に好きな人ができたから別れて』と恋人に言われるだけでも辛いのに、配偶者に言われたら辛いどころではありません。

別れる=離婚です。言われた側は精神的に大きなダメージを受けますし、子供がいた場合は子供の人生にも大きな影響を与えてしまいます。

浮気が原因で離婚に至った場合の慰謝料は200〜300万円ですが、私はこれでも足りないと思ってしまいます!

また、この金額は浮気をされた側に落ち度がなかった場合です。

もし浮気をされた側に夫婦関係を破綻させた原因がある場合にはそれが離婚理由になる可能性もありますし、それに対しての慰謝料を請求されるかもしれません。

恋は盲目というように配偶者以外の人に恋をして舞い上がり離婚した夫婦は多いですが、後悔している人も数え切れません。

そうならないためには冷静に考える時間を持つようにしてください。

 

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