子供がいらない、欲しいだけでは離婚理由にならない!子供がいる幸せといない幸せ。

『結婚したら子供が欲しい!』と思っている夫婦はたくさんいると思いますが、最近はあえて子供はつくらないという夫婦もいます。

子供がいらないと思う理由は男女それぞれ違いますが、お互いが納得して子供を生まないという選択をしたなら問題ありません。

しかし、どちらかが子供を望んでいるのに対し、もう片方がいらないと拒否しているのであれば、これが離婚理由になる可能性があります。

子供がいることが幸せ、いないことが不幸せということはありません。子供が欲しいと思うか、いらないと思うか、その意見が食い違ってしまうことが夫婦にとっての問題なのです。

意見の食い違いが離婚になるケース

最高の離婚というドラマをご存知ですか?

おそらくスペシャルだったと思うのですが、尾野真千子さんと瑛太さんが夫婦役で、尾野真千子さんは子供が欲しい、瑛太さんは子供はいらないと思っていました。

他にも色々な理由がありますが、最後は尾野真千子さんが『私はやっぱり子供が欲しい』と瑛太さんとの別れを決意しました。

ドラマでは子供が欲しいか、いらないかで離婚しましたが、実際に同じ理由で離婚する時は二人の子供に対する思いの違いだけでは離婚理由として認められません。

子供がいらないと思っている夫が性行為を拒否したり、話し合いを拒否したり、相手を尊重しないような態度をとった場合は『夫婦生活を継続し難い重大な事由』にあたり、離婚理由として認められます。

このような理由で離婚に至った場合は妻は夫に慰謝料を請求することができ、その金額は100〜300万円が相場です。

また、妻が『どうしても子供が欲しい、子供を作る気がない夫とは離婚したい』という場合には解決金を支払って離婚することが可能です。

解決金は離婚に合意しない相手にお金を払って納得してもらう方法で、離婚の意思が高ければ高いほど解決金も高額になります。

ただし解決金は双方に離婚の原因がない時に支払われるお金であり、どちらかに離婚の原因があり、それが離婚理由と認められた場合には解決金ではなく慰謝料の支払いが命じられます。

子供がいる、いない それぞれのメリット

子供がいない夫婦に向かって『子供を作らないなんて信じられない』『子供がいないなんてかわいそう』など子供がいないことを悪いことのように言う人がいますが、子供がいるから幸せとか、いないから不幸とかそんな決まりはありません。

子供がいること、いないこと、それぞれのメリットをまとめました。

【子供がいる幸せ】
やはり子供がいることで感じられる一番の幸せは『感動がある』ということではないでしょうか。
お腹の中にいるときからとても愛おしく、胎動を感じると『あ、動いた!』と感動したり、元気に生まれてきてくれた時は出産の痛みが吹き飛ぶくらい嬉しくて幸せという人がたくさんいます。
また、生まれてからも感動の連続で子供が笑った、寝返りができるようになった、初めてしゃべったなど赤ちゃんの頃の成長はもちろん、幼稚園生、小学生、中学生…とどんどん大きく逞しくなっていく子供の姿に感動の涙を流す人もいます。
また、子供が生まれて夫婦から家族になり、夫婦だけでは味わえない楽しさを見つけたという人もいます。
家族で旅行をしたり、母と娘でショッピングをしたり、だんだん恋愛相談をする年頃になったりと親子で楽しめる時間があります。
子供がいれば老後が安心、孫の顔が見られるから嬉しいという意見もあります。

ただ、子供ができたときから夫婦の生活は子供中心になります。
子供との時間が増える分、夫婦水入らずの時間が減り、子供にかかるお金が家計を圧迫して今まで通りの生活が送れなくなる可能性も十分にあります。
子供が生まれたら夫はいらないという妻も多く、出産を機に夫婦関係が冷めてしまうこともあります。

【子供がいない幸せ】
これはやはり時間とお金を自分たちだけに使えるということが大きいと思います。
子供がいると行動範囲が狭まりますが、大人だけなら何も気にせずどこへでもいけます。
子供を作らずに趣味の旅行を満喫している夫婦もいます。子供にかけるお金を使わなくていいから贅沢な暮らしをしているという人もいます。お金や時間を自分たちに使うことができるので、1日を有意義に過ごすことができます。

しかし、いつまでも新婚のようにラブラブでいられる夫婦ばかりではないので、5、6年経つと二人きりの生活に嫌気がさすとか、子供がいないから会話がないなんてことも起こっています。
また、老後の面倒を見てくれる人がいないという不安もあります。

子供がいるから感じられる幸せもたくさんありますが、子供がいるから味わう苦労も同じくらいあります。

子供がいないからこそできることもたくさんありますが、子供がいないから味わえない感動もたくさんあります。

どちらにもメリットとデメリットがあり、どっちの方が幸せと決めてしまうのは間違っていると思います。

子供がいらないと思う理由

男性と女性では子供がいらないという理由が違います。

【子供がいらないと思う男性の理由】

  • 子供が嫌い
  • 自由が欲しい
  • 経済的に支える自信がない
  • 父親になれる自信がない
  • 今はまだその時ではない
  • 妻に対して愛情がない

お父さんが家族の大黒柱と言われるように、男性には『男が家族を養っていくもの』『男が家族を守っていくもの』と思っている人が多いです。

そのため経済的な不安があったり、家族を引っ張っていく自信が待てなくて子供はいらないと考える人が多いようです。

【子供がいらないと思う女性の理由】

  • 子供が嫌い
  • 子供の顔が心配
  • 年齢的に厳しい
  • 仕事に専念したい
  • 自分のために生きたい
  • 夫に対して愛情がない

女性には子供がいると仕事を辞めなくてはいけなくなったり、子供のことでいっぱいいっぱいになって自分のために生きれれなくなってしまうのが嫌だという意見が多くあります。
特に幼少期は子供にとって母親の存在が何よりも大切です。子供のために仕事を制限したり、やりたいことができなくなってしまうことに不安を感じて子供はいらないと思っているようです。
また、子供を生むにしても育てるにしてもかなりの体力を使います。本当は子供が欲しいけどそんなに若くないから諦めたという人もいます。
子供の顔が心配というのは女性は実は整形している人が多いので、子供が整形前の自分の顔に似たらどうしようという心配があるようです。

生まれてきた子への影響

子供が欲しいと思っていてもなかなか恵まれなかったり、経済的な理由であきらめたりする夫婦もたくさんいますが、子供は考えていなかったのに、妊娠が発覚したから結婚したという夫婦もいます。いわゆるできちゃった婚ですね。

できちゃった婚で結婚した夫婦の離婚率はそうでない夫婦に比べて高く、10代でできちゃった婚をした夫婦は5年以内に80%が離婚しています。

自由な時間がない、親になる覚悟がないのに妊娠してしまった、この人と結婚するつもりはなかった、周りの援助が得られないなど離婚理由は様々で子供がいない方が良かったと感じている人も多くいます。

このように望んでない妊娠をした場合、子供に良くない影響が出る可能性があります。

妻が望んでいた妊娠でも、夫が望んでいなければ生まれてきた子供を可愛がってくれないかもしれません。

子供がいることを鬱陶しく感じて家に帰ってこなかったり、育児に協力してくれなかったり、最悪の場合は虐待につながる恐れもあります。

子供は周りの人の大きな愛情を受けて幸せに生きることができます。この愛情が不足すると子供が寂しい思いをしますし、協力してくれない夫のせいで妻は追い詰められたり、育児の大変さに子供を生んだことを後悔してしまうかもしれません。

親になるには覚悟が必要です。子供を育てるための環境やお金も大切です。もし、どちらかが子供を望んでないのであれば、もう片方は子供が欲しいと訴えるのを一度ストップして、夫婦でよく話し合い、生まれてきた子供が幸せになれる環境を作ってあげられるかどうかを考えてください。

まとめ

自分は子供が欲しいのに、相手には子供はいらないと言われたら悲しいですよね。

子供がいたら大変なことはたくさんあるし、子供がいないから自分たち中心の自由な生活を送ることができます。

だから子供がいないことを前向きに捉えることもできますが、子供が欲しいと思っている人は『それでも子供が欲しいんだ!』というと思います。

それと同じように子供がいらないと思っている人も、子供がいる幸せをどんなに並べられても『それでも子供はいらないんだ!』というと思います。

この状態で子供を作ることは難しいです。もしどうしても子供が欲しいなら、離婚をして同じ未来に向かって歩んでくれる人を見つけるべきだと思います。

子供が欲しい、いらないだけでは離婚理由にはなりませんが、夫婦が合意したなら離婚することはできます。

特に女性が子供を望んでいる場合は、年齢や体力面での心配があるので、どうしても夫が子供がいらないというのであれば早めに離婚を考えた方がいいと思います。

 

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