『愛情がなくなったから』を離婚理由にするには?冷めた気持ちとの向き合い方。

結婚式で誓った永遠の愛は何処へやら。残念ながら『愛情がなくなった』『気持ちが冷めた』という理由で離婚する夫婦は後を絶ちません。

人類学者のヘレン・フィッシャー博士は自身の『愛はなぜ終わるのか』という本の中で『愛は4年で終わる』と書いています。

その理由は恋愛のエネルギーであるドーパミンの効果が3年で切れてしまうから。ドーパミンが切れることで恋が終わりを迎えます。

そして結婚4年目あたりから自分の将来について真剣に考え始めるので、5年目を迎えることなく離婚する夫婦が多いようです。

愛情がない夫婦生活は嫌ですが、果たしてそれは離婚理由として認められるのでしょうか?

『愛情がなくなった』は離婚理由として認められるのか

お互いに愛情がなくなったのなら無理して一緒にいる必要はないと思います。

しかし、子供がいる場合は子供のために離婚を踏みとどまったり、経済的な理由から離婚しないという夫婦もいます。

子供が大きくなるまで待って、自立したタイミングで熟年離婚したという話も珍しいことではなくなりました。

お互いに愛情がなくなったのなら協議離婚で十分離婚は可能ですが、片方がまだ好きなのに突然『冷めたから離婚したい』と言われたらたまったもんじゃありません!

おそらくそのような理由では相手を納得させることはできないでしょう。

離婚理由で一番多いのは『性格の不一致』です。愛情が冷めたのは考え方が合わないからとか、マイペースな妻にせっかちな夫が我慢できなくなったからとか、冷めてしまった原因を突き止めてそれを離婚理由にした方が相手も納得してくれると思います。

どうしても協議離婚が成立しない場合は代理人を挟んだ離婚調停がオススメです。

離婚調停なら自分の言いたいことを弁護士さんが上手に代弁してくれるので相手に伝わりやすいです。

また、お互いが冷静になれるので離婚することに対しての考え方が変わるかもしれません。離婚調停は必ずしも離婚することだけを目的にしているわけではなく、第三者がやり直したほうがいいと思えばその旨を伝えてくれるので復縁という形におさまることもあります。

妻が夫に冷めた理由

  • 共働きにもかかわらず家事はほとんど妻にやらせる
  • 子育てに協力してくれない
  • 話を聞いてくれない
  • 具合が悪い妻を労ってくれない
  • 自分優先
  • 妻より自分の親を優先する

釣った魚に餌をやらない男性は多いです。

結婚当初は親身に妻の話を聞いてくれていたのにしばらくすると相談を持ちかけても『ふーん』と一言で済まされたり『忙しいから後にして』と聞いてもらえなかったり、中にはケータイゲームに夢中になって全く耳に入っていないという夫もいます。

また、家事や育児は妻がやるものという認識が強いようで小さな子供がいてもパチンコに行ってしまう、妻が育児に追われていても自分はテレビを見ながらご飯が出てくるのを待ってるだけという夫もいますし、子供がいなかったとしても体調の悪い妻を気遣うことなく寝込んでる妻に対して『俺の飯は?』と何の悪びれもなく聞いてくる夫がいるのも事実です。

私もそうですが、結婚したらこんな生活がしたいという理想がありました。

しかしなかなか理想どおりにはいかないものです。誰だってそんなことは分かっていたと思いますが、実際に結婚をして夫婦生活が始まると理想と現実とのギャップにショックを受けたり、妻を労ってくれない夫に対し『なんで私ばっかり頑張っているんだろう』『なんでこんなことしなきゃいけないんだろう』と自分がやっていることをバカらしく感じてしまったという妻もいます。

夫に不満あるわけでもないし他に好きな人ができたわけでもないけど一人になりたいという妻もいますが、そういう人は夫という人間ではなく報われない結婚生活自体に冷めたのかもしれません。

夫が妻に冷めた理由

  • 女性らしさがなくなった
  • 感謝してくれない
  • 家事をしない
  • 話しかけてもそっけない
  • 性行為を拒否される
  • 失敗をいつまでも責められる

女性は出産をすると母になります。子育ては男性が思っている以上に大変です。

妻は24時間365日子供の面倒を見ているのでおしゃれをする余裕なんてなくなってしまいます。

しかし、夫は妻に対していつまでもキレイでいてほしいと思っています。

毎日すっぴんで過ごすようになった、服装が適当になったなど女性らしさがなくなった妻に対して冷めたという夫がいます。(女性の皆さん、『ふざけんな!』と言いたくなる気持ち、よく分かります…)

また、コミニュケーション不足だったり妻にバカにされて愛情がなくなっていったという人もいます。

話しかけてもそっけなかったり過去の失敗をいつまでもネチネチ言われると嫌になってしまう気持ちは女性も同じだと思います。

女性は男性より口が達者な人が多いのでこの辺は男性の方が苦労してるかもしれません。

夫婦愛を復活させるには当たり前だと思わないこと

夫婦によって問題は様々ですが、上記の理由を見てみると夫も妻も相手に求めていることが多いのが分かります。

付き合いたての頃は会えるだけで幸せだった、彼をを喜ばせたくて一生懸命料理をしたり、彼女のために特別なデートプランを考えたりしたはずです。

付き合いが長くなればどうしても慣れてしまうので『もっとこうしてほしい』と欲が出てきて当然ですが、相手が自分のためにしてくれていることに感謝する気持ちを忘れてはいけません。

相手は自分を映す鏡です。妻が夫に対して不満に思っていることは夫も同じように妻に対して不満に思っています。

感謝してくれないと嘆く人もいますが、あなた自身はちゃんと夫や妻に対して『ありがとう』が言えているでしょうか?

あなたが相手を大切にしない限り相手もあなたを大切にはしてくれません。

夫がしてくれること、妻がしてくれることは当たり前ではないのです。

付き合いたての頃のように振る舞う必要はありませんが、たまには相手がしてくれていることに感謝する時間を持ってみましょう。

いつも綺麗でいる、上手に甘える、プレゼントをするなど恋愛に関するテクニックは山のようにありますが、一番大切なのは感謝する気持ちだと思います。

感謝することができれば自然とコミニュケーションが増えるので、ラブラブにはならなかったとしてももう少し頑張ってみようかなという気になるのではないでしょうか^^

無理して一緒にいる必要もない

私は離婚経験者ですが、離婚して良かったと思っています。だから離婚したいと思っている人に対して『やめなさい』とは言いません。

どんなに相手があなたを好きだと言ってくれても、相手がどんなにあなたのために一生懸命になってくれても冷めた気持ちはもう戻らないこともあります。

どちらも愛情がなくなったのならそれでいいのですが、どちらかだけが冷めてしまった時は夫にとっても妻にとってもいい環境だとは言えません。

好きでもない相手と夫婦として生活していくのは苦痛です。また、自分を好きでいてくれない相手と夫婦でいるのもとても寂しいです。

お互いに相手を好きだと思うからそこには深い愛情が生まれるのです。愛情とは異性として好きというだけではありません。

家族として大切だと思う気持ちももちろん愛情ですが、何時に帰ってくるかな、疲れてないかな、今夜は何を作ってあげようかな、電車間に合ったかなと心配する気持ちだって立派な愛情です。

離婚したがってる夫婦は相手が待ってる家に帰りたくなかったり、一緒に過ごすことを避けたりします。

そんな存在にはなりたくないですよね。

だからどうしても冷めた気持ちが戻らないのであれば離婚して愛を育める人を見つけるのも幸せへの第一歩だと思います。

まとめ

10年経ってもラブラブです!という夫婦もいますが、恐らくこれを読んでくださっているあなたは夫婦の愛情が冷めてしまったのだと思います。

何がきっかけで愛情がなくなったのかは人によって違いますが、恐らく何か決定的な出来事があったわけではなく、日々の積み重ねが原因なのではないでしょうか。

愛情がなくなったからというのは離婚理由としては弱いですが、愛情がなくなった経緯によっては婚姻を継続し難い重大な事由になるので離婚理由として認められると思います。

どうしても離婚したいのであれば相手とのズレを明確にしてみるといいでしょう。

相手の気持ちが冷めたために離婚を切り出されたのであればまずはその原因を突き止めましょう。そしてあなたに非があるのなら直す努力をしてください。

その時に自分は相手のことを大切にできているか、感謝の気持ちを持つことができているかも考えてみてくださいね。

 

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