育児をしない旦那に妻が激怒!これは離婚理由になる?

結婚前は『俺は子供が大好き』と言っていたはずなのに、結婚していざ子供が生まれたら育児は全て奥さんに任せている男性って多いですよね。

育児に協力してくれない旦那に愛想を尽かして離婚を切り出す女性は少なくありません。

ブチ切れた奥さんに一方的に離婚を突きつけられ、話も聞いてもらえないという旦那さんもいます。

しかし、いくら奥さんが離婚を望んでいても『旦那が育児をしないから』というだけでは離婚理由にはなりません。

離婚理由として認めてもらうには、夫が育児をしないことが原因で起こるトラブルが夫婦関係を破綻させたと訴える必要があります。

求める育児の違い

妻が『うちの旦那は育児をしない』と思っていても夫は『僕は育児に協力している』と自信を持っているケースは少なくありません。

その違いが生まれる原因は夫婦の育児に対する考え方の違いです。

例えば『子供と遊ぶ』について考えてみます。

お母さんは子供と遊ぶ時、子供と一緒に積み木をしたりお絵かきをしたり子供と同じ行動をして過ごします。

しかしお父さんは子供が積み木をしたりお絵かきをしている横でスマホをいじって暇つぶしをしています。

だから子供が倒れた積み木で頭をぶつけても気づかないし、紙をはみ出して床にクレヨンで落書きしても気づかないのです。

パパが遊んでくれなければ子供は一緒に遊んでくれるママのところへ行きます。

旦那さんに子供を見てもらっているうちに家事を済ませてしまおうと思った妻は全く役に立たない夫にがっかり。

しかし旦那さんにとっては子供の側にいてたまに様子を見ていたのだから文句を言われるなんて御門違いなわけです。

こういったトラブルが頻繁に起こるとその度に妻はストレスを感じ、また妻が文句を言うことに対して夫もイライラして『どうせ文句を言われるなら何もしないほうがいい』と余計に育児から遠ざかっていきます。

旦那が育児をしない理由

『旦那が育児をしない!』とご立腹の妻は多いですが、旦那さんが育児をしない理由を考えたことはありますか?

もしかするとあなたの旦那さんはあなたが思っている以上にもっと子供と関わりたいと思っているかもしれません。

子供がいる年齢になると会社でもそれなりの立場を任されている旦那さんも多いと思います。子供のために早く帰りたいけど部下の指導がある、会社の飲み会に自分が出ないわけにはいかないなど仕事が原因で帰宅が遅くなる人はたくさんいます。休みの日に会社に駆り出されることもあります。

だから育児をしなくていいということにはなりませんが、男性には子育てより仕事を優先しなくてはいけない時があるのは事実です。

また、日本という国は男性が育児をすることに対してあまり理解のない国だと思います。

もしあなたの旦那さんが『子供と遊ぶ時間が欲しいので有給をください』と言った時、会社は笑顔で『どうぞ』と言ってくれるでしょうか?

おそらく『そんなことで仕事を休むのか!』と怒るでしょう。

このような環境では男性はなかなか育児に参加することができません。

男も育児をするべきだ、育休を取るべきだと言いながら、そのような環境が整えられている会社はほんのわずかです。

これも旦那さんが育児をしないことに大きく関係していると思います。

他にも旦那さんが育児をしない理由として、妻に比べて手際が悪いので育児は妻に任せてしまう、子供が夜泣きをしても気づかないほど疲れているなどが考えられます。

育児をしない旦那と離婚するには

旦那さんが育児をしないことで離婚を考える妻は多いですが、育児をしないこと自体が罪になるわけではないので離婚理由として認められる可能性は低いです。

世の中には旦那さんが育児をしてくれなくても奥さんが一人で子育てを楽しんでいる家庭もありますし、旦那さんが育児をしてくれなくても十分な生活費を入れてくれるから構わないという人もいます。

しかし大抵の人は旦那さんに育児の協力を求めますし、共働きの場合は特に家事も育児も平等に分担したいと思うはずです。

育児をしない旦那さんと離婚するためには旦那さんの育児放棄がどのレベルなのかが重要です。

夫婦には同居義務、協力義務、扶助義務があり、夫婦生活を続けていく上でこれを無視することはできません。⇒悪意の遺棄による離婚。その時の慰謝料は?離婚理由にならない場合もあります!

もし、旦那さんが全く家事や育児を手伝わず奥さんに任せきりなのであれば協力義務に違反していることになります。

自分優先であまり帰宅しない夫に対して同居義務に違反していると判断された事例もあります。

このような場合は悪意の遺棄に当たるので離婚理由として認められるでしょう。

しかし、最初にも書いたように妻が『夫は育児をしない』と思っていても夫はしているつもりであることは多く、実際に全く手伝ってくれないということは滅多にないと思います。

そうなると悪意の遺棄として認めてもらうのも簡単ではありません。

ですが、夫が育児に非協力的だと妻には大きな負担がかかります。そのせいで精神的に病んでしまったり、今後も夫の改善が見込めない場合は婚姻を継続し難い重大な事由になる可能性があるので離婚理由として成立するでしょう。

育児はみんなでするもの

近年はイクメンという言葉が流行るほど育児に積極的な男性が増えてきました。

しかしその反面、育児は女がやるものという古風な考え方をしている人もまだたくさんいます。

確かに働いている男性に比べて女性の方が子供と接する時間は長いでしょうし、その分手際もよくなります。

自分の子供なのに恐る恐る抱っこしている男性も多いですよね^^;

そのため男性はつい奥さんに頼ってしまい、その結果育児放棄だと言われてしまうことも少なくありません。

奥さんも旦那さんが手際が悪いからといって怒ってはいけません。慣れるまでは誰だって失敗するものです。

できないからやらない、できないと怒るという関係は決していいものではありませんし、男性が育児から遠ざかる原因になってしまいます。

育児は一人でやるものではありません。子供はお父さんとお母さん、それぞれから大切なことを学びます。おじいちゃんやおばあちゃんなど年配の人から教えてもらうこともたくさんあります。

人間の脳は3歳までに80%完成します。この幼少期に両親や周りの大人から十分に愛された子供は将来自分もたくさんの人を愛せるようになります。

そのためにはできるできないではなく、子供のためにどれだけ一生懸命になれるかが大切なのではないでしょうか。

育児というのは一緒に遊ぶだけではありません。子供のためにたくさん考え、悩むことも立派な育児です。

男性には奥さんがどれだけ子供のことを考えているか、子供にとってお父さんとの関わりがどれだけ大切であるかをもっともっと深く考えていただきたいと思います。

まとめ

育児をしてくれない旦那さんにムカつく気持ち、女性なら共感できる人が多いと思います。

しかし、育児をしないと言われている男性も実は一生懸命頑張っている可能性があります。

奥さんは旦那さんの育児が自分が求めているものと違うために『育児をしない』と考えてしまいがちですが、まずは『夫も頑張っているのだ』と考えてみてください。

育児に追われていると余裕がなくなり相手に不満を抱きやすくなってしまいますが、離婚を決める前にお互いに行動や考え方を見直すと解決できることもあるので一度冷静になってみましょう。

それでもやっぱり『うちの旦那は育児をしません!』という人もいるでしょう。

改善されないまま夫婦生活を続けていくのは妻にとっても大きなストレスになり、心や体に悪影響を与えます。

育児をしないことは悪意の遺棄や婚姻を継続し難い重大な自由に該当する可能性があるので、離婚理由になりますが、そのためには育児をしないことであなたがどんな苦痛を感じているのかを理解してもらう必要があります。

 

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