本当の円満離婚とは?妻がやっておくことと話し合いの方法。

日本は今、3組に1組が離婚する時代です。できることなら同じ人と一生を共にしたいと考えるかもしれませんが、長く一緒にいるとそれが難しくなってしまうこともあります。

私は離婚と聞くと『泥沼離婚』のような夫婦が対立しまくってなかなか進まない展開を想像していましたが、世の中には泥沼とは無縁の円満離婚している人たちもたくさんいます。

離婚すると決まったならなるべく穏やかにお互いが納得できる形で別れたいですよね。

女性は経済的な不安から離婚に踏み切れないという人もいますが、きちんと計画を立てて話し合いをすれば離婚して貧困に苦しむということもありません。

そのために妻がやるべきことや話し合いの方法などをしっかり頭に入れていおきましょう。

円満離婚ってどういうこと?

家庭円満と聞けば誰だって明るくて楽しくて笑顔いっぱいの家族を思い浮かべると思います。まさに幸せの光景ですね!

つまり、『円満=うまくいっている』ということです。

では、うまくいっている夫婦が離婚することを円満離婚というのでしょうか?

もちろん違います。うまくいっていないから離婚するんですよね。

円満離婚は簡単に言ってしまえば夫婦が揉めることなく、話し合いでスムーズに離婚することです。

ですが、離婚を経験した私はそれだけでは円満とは言えないと思います。

私は協議離婚でしたが、お互いに不満が残り、金銭的にも解決したとは言えず、未だに『ああすればよかった』と後悔が残る離婚でした。

だから私は、スムーズに別れることプラス、お互いが納得し、なるべく後悔がないように、前向きな気持ちで離婚することが『円満離婚』だと思います。

円満離婚に持っていく方法

離婚の方法は3種類あります。⇒必要なのは証拠と覚悟!モラハラ夫と離婚するためには何をしたらいい?

円満離婚は調停や裁判で争わず、夫婦の話し合いで離婚が成立する協議離婚に当てはまります。

なので、まずは話し合わなくてはいけないことをリストアップしておきましょう。

  • 慰謝料
  • 親権
  • 養育費
  • 面会交流
  • 財産分与
  • 周囲への伝え方

これらは主に夫婦が離婚するときに話し合われる項目です。この他にも夫婦によって様々な取り決めがあるかもしれません。

離婚後の生活プランも立てておく必要があります。

収入のないが子どもを連れて出て行きたいと言っても、住む家も仕事も子どもの預け先もないなんて夫は不安で仕方ないですし、何より妻自身が苦しいですよね。

離婚して一人で子どもを育てていくのは大変です。相手に納得してもらうためにも、自分が安心して生活していくためにも、安定した収入が得られる仕事や子どもを育てやすい環境を用意しておく必要があります。

何も決めずにただ『離婚したい』と言うだけでは口論になったり、まともに取り合ってもらえない可能性も十分ありますが、きちんと要点を押さえて話を進めていけば激しい言い争いになるようなことは避けられると思います。

また、円満に離婚するために忘れてはいけないのは相手の言い分や要求も受け入れることです。

離婚に至った原因はお互いにあり、それぞれ違う考え方をしているのですから、自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見に耳を傾け自分の要求とすり合わせながらお互いが納得できる答えを導き出しましょう。

どうしても二人での話し合いがうまく進まない場合は弁護士さんに依頼して、助けてもらうのも悪いことではありません。

そして夫婦で決めたことはきちんと離婚協議書や公正証書に残しておくことをおすすめします。

これらを残しておくと離婚後に慰謝料や養育費が支払われなくなった、子どもに会わせてもらえなくなったなどトラブルが起こったときに焦らずに正しい対処をすることができます。作り方や料金についてはこちらをご覧ください。⇒これで安心!離婚理由に関係なく離婚協議書を残そう。かかる費用は?

気持ちの整理も忘れずに

私が離婚を経験して一番驚いたことは『想像以上に疲れる』ということです。

弁護士さんの所や裁判所に行ったりするのも肉体的に疲れますが、それ以上に精神的なダメージが大きく、常に心が疲れた状態でした。

円満離婚とは言ってもやはり辛いと感じることは多いです。この先のことを考えると不安にもなります。

そのような精神状態で話し合いをしても残念ながら円満離婚にはたどり着けません。

たとえ離婚が成立したところで、後悔が残ってしまうのは円満とは言えません。

だから離婚を決めたのであれば話し合いを進めるのと同時に、気持ちの整理も忘れずにおこないましょう。

一人になったら寂しいかもしれないし、周りから冷たい目で見られるかもしれないし、苦しい生活が待っているかもしれません。

だけど、どんな道を選んだとしても最終的にたどり着くのは今よりも素敵な未来です☆

だから自分で自分を励まし『大丈夫!』と自信を持って前向きな気持ちで過ごせるように意識してみてくださいね。

円満離婚の方が子どもとの関係も良好

両親の離婚を経験をした子どもはたくさんいます。

両親が揃っていることが子どもにとって良い環境だと考える人は多いですが、必ずしもそうとは限りません。

毎日繰り返される喧嘩や会話が全くない重苦しい空気の中で育つ子どもは幸せとは言い難いと思います。

実際に両親が円満離婚をしたAさんは『離婚する前はケンカが多くて嫌だったけど、円満離婚をして家族の関係がよくなった』と言っていました。

両親がきちんと面会交流について話し合っていたおかげで、離婚しても離れて暮らす父親と定期的に会ったり、学校の行事に両親が揃って来てくれたりなど、穏やかな親の姿を見ることが多くなったそうです。

夫婦としてはやっていけなくてもその関係が解消されることで、恋人でも友達でもない特別な存在としてうまく付き合っていけることもあります。

結婚している間は夫も妻もお互いに愚痴ばかりだったのに、離婚したらお互いに人生相談をするようになったという元夫婦もいます(笑)

泥沼離婚となると、親が争う様子を子どもも見ることになるし、離婚が成立しても笑顔で会うなんてことは簡単ではありません。

子どもにとって良い環境というのは、たとえ離婚していても両親がたくさんの愛情を注いでくれる環境のことだと思います。

円満離婚はそんな子どもにとっても良い離婚の方法だと思うので、子どものためにもなるべく円満な離婚成立を目指しましょう!

まとめ

私が考える円満離婚は物質的な面だけでなく、心も前を向いた清々しい別れ方のことです。

私自身がもう二度ど元夫に会いたくないと思うほど嫌っているのは、話し合いに疲れ果てマイナスな気持ちで仕方なく離婚したからだと思います。

だからまだ円満に離婚できるチャンスがあるみなさんにはぜひ、この離婚を目指してほしいと思います。

もちろん悲しみや不安が完全になくなるということはありませんが、少しでも前を向くことで後悔やマイナスの感情は小さくなっていくと思います。

円満離婚のためには話し合うことをきちんとリストアップし、今後の人生設計も立てておくのが良い方法だと思います。

特に妻側は離婚して抱える不安も大きいと思うので、しっかりと今後のプランを立てて真剣さもアピールすると良いでしょう。

 

こちらの記事もご覧ください。⇒多い離婚理由とその割合。離婚したがっているのは夫?妻?熟年離婚の驚きの数字とは?