お金に関する離婚理由。『お金がないから離婚したい』はあり?

人が生きていくためにはお金は絶対に必要なものです。

幸せな結婚生活を夢見て夫婦になった二人。最初は何もかもがうまくいってまさにバラ色の人生だったのに、突然夫がリストラにあって収入が減った、妻の浪費癖がすごいなどの理由から生活が困難になり、離婚する夫婦がいます。

しかし本当の離婚理由はお金がないことではなくお金がないことで生じる夫婦間のズレだと私は思います。

お金がなくても幸せに暮らしている夫婦と、お金がないことで仲が悪くなる夫婦。

どちらも『お金がない』という状況は変わらないのになぜ片方はお金がないことが離婚の原因になるのでしょうか。

求める生活レベルの違い

どの程度の金額を生活に困らないというかは人によって違います。

極端な話ですが、1ヶ月1万円生活でも満足して暮らせ人もいれば、1ヶ月50万円なければ生活できないという人もいます。

1ヶ月1万円で暮らせる人は毎日もやしばかり食べることに抵抗がないのかもしれないし、寝ることが大好きで毎日寝てばっかりいるのでお金を使わないのかもしれません。

それに比べて1ヶ月50万円かかる人は朝はお取り寄せスイーツで作ったスムージーを飲まなきゃいられないかもしれないし、ブランド物の服しか着ないかもしれません。

もしこの二人が結婚したらどうでしょうか。

片方は1か月1万円を稼ぐことを目標にするのに対し、もう片方は50万円の生活をしようとする。そこに3万円があったら前者にとっては大金ですし、後者にとっては端た金です。

後者は3万円で生活することに対して大きな不安や怒りを感じるでしょう。これが二人の間に生じるズレです。

二人が求めている生活のレベルが違うため、今の生活に満足できない方が『お金がない』と感じ、結婚生活を継続させていくことにネガティブになってしまうのです。

お金関係の問題は離婚理由になる

【妻側の離婚理由 生活費を渡さない】

妻側の離婚理由3位に『生活費を渡さない』というものがあります。これは夫が生活に必要なお金を妻に渡さないということです。
なぜ生活費を渡さないことがいけないことなのか。
それは夫婦にはお互いの生活レベルが同等になるように助け合わなくてはいけない『生活保持義務』というものがあるからです。
生活保持義務では、生活に必要な費用(衣食住の費用、教育費、医療費、交際費など)を二人で分担しなくてはいけないと決まっています。
これは別居中でも変わらない義務で、離婚を視野に入れていたとしても夫は妻に対して生活費を渡さなければいけません。
夫が生活費を妻に渡さないのはこの法律に違反していますし、婚姻が継続し難い重大な理由になるので離婚理由として認められます。

【双方の離婚理由 浪費癖】

離婚理由の妻側は6位、夫側は7位に『浪費癖』が入っています。
こちらも浪費自体は離婚の理由としては認められませんが、どちらかの浪費によって生活が苦しくなったり、どちらか一方の負担が大きくなって体調を崩したりした場合は婚姻が継続し難い重大な理由として認められるでしょう。
金銭感覚は人それぞれですが、結婚したら夫婦が協力して生計を立てていかないといけません。浪費癖がひどいパートナーとはきちんと話し合いをして優先順位を二人で決めるといいですね。

どちらの場合も話し合いで解決することもできますが、これがただの金銭トラブルではなく精神的DVの可能性もあります。

精神的DVでは配偶者の金銭的な自由を奪い行動を制限したり、配偶者にばかりお金を払わせて自分は損をしないようにするなど配偶者を苦しめるためにやっている場合があります。

この場合は一刻も早く離婚することをオススメします。

お金と幸せは比例する?

年収別に自分の幸福度に点数をつけてもらうというアンケートを実施した結果、年収300万円台の人の幸福度は62.8点、800万円台では71.8点、1500万円以上は74.6 点と年収に比例して幸福度も上がることが分かりました。

ということはやっぱりお金が多いほど幸せということになるので、お金がないから離婚したいという夫婦がいることは自然なことなのかもしれませんね。

結婚生活を続けていく上でお金と愛情はどちらも欠かすことのできないものですが、お金がないと『子供の学費が払えなくなったらどうしよう』『仕事を辞めた後、どうやって生きていけばいいんだろう』と様々な不安に襲われる人が多いです。

その不安を解消するために離婚するのは寂しい気もしますが、今後苦労したくないと思うなら正しい選択なのだと思います。

しかし、世の中にはそんなに裕福じゃなくても愛情の溢れている家庭もありますし、お金がたくさんあっても夫が浮気ばかりしているという家庭もあります。

お金がないことは幸せではないかもしれないけど、お金があるからといって必ず幸せというわけでもありません。

離婚をしたことでさらに生活が苦しくなることも考えられます。

お金がないという理由で離婚するときはそのようなリスクもあるということを忘れないでください。

食費を制するものは家計を制す

おまけです♪

食費を制するものは家計を制すという言葉を聞いたことがありますか?

食費を上手に節約して100万円を貯めたという人がいます。そういう人たちの買い物は、週に1回の特売日に済ませるようです。

そして人参、じゃがいも、玉ねぎ、キノコ類などは常にストックしておき、その他葉物野菜などは安売りをしていたら買う、お肉なども100グラム100円くらいのものを買うというルールがあり、余計なものを買わないためにも空腹なときに買い物に行くのは避けているそうです。

私もこの方法を実践中です!100万円には程遠いけど食費がだいぶ抑えられるようになりました!

離婚を考えるのと同時に節約術も見直してみてはいかがでしょうか^^

まとめ

お金は人が生きていく上で欠かすことのできない重要なものでパートナーとの金銭感覚の違いや目指す生活レベルの違いなどから、夫婦関係が悪くなることがあります。

夫婦には生活費を分担しなくてはいけないという決まりがあるので、どちらか一方ばかりが生活費を払っていたり、どちらか一方のお金の使い方が許容範囲を超えているなどの場合には離婚することが可能です。

お金の問題は男性も女性もそれぞれが離婚理由にあげるくらい悩んでいる人が多く、お金に対する不安からいつもイライラしていたり、生活が苦しいことを相手の収入のせいにしてしまったりと、夫婦関係が悪くなる原因になっていることは間違いありません。

しかし、お金がある=幸せということでもありません。お金がないことを悪いことだと思ってしまうとそこに幸せは見つけることはできませんが、お金がなくても住む家があることやご飯が食べられることに感謝できるようになると、夫婦関係の改善につながるかもしれないので離婚する前に夫婦でお金について前向きな話し合いをしてみるのもいいと思います。

 

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