コツがあります!離婚理由の上手な伝え方と切り出すタイミング。

『結婚してください』と言うのも緊張しますが、それ以上に『離婚したい』と伝えるのはもっと重苦しく、プロポーズのようなハッピーな気持ちで言えるものではありません。

言われた相手はどう思うだろう?どう伝えたら分かってもらえるだろう?いつ言えばいいんだろう?と考え過ぎてしまい、なかなか切り出すタイミングがつかめなかったり、せっかく離婚したいと伝えることはできても離婚理由を上手に説明することができず、結局夫婦喧嘩で終わってしまうこともあります。

離婚するには夫婦がそれに合意しなくてはいけません。納得してもらうためには最初が肝心です。

離婚を切り出すタイミングや伝え方を間違えるとすんなり納得してもらえないので、コツを押さえてスムーズな話し合いを目指しましょう。

離婚を切り出す前にしておくこと

離婚後の生活の準備

一刻も早くこの人と別れたい!と思っても衝動的に離婚話をするのは危険です。
自分が家を出る場合は離婚した後に住む家を見つけなくてはいけません。
仕事をしていない場合は生活していくために仕事を探さなくてはいけません。
まとまったお金がなければ引越しもできませんし、一人になった後暮らしていくこともできません。
このような状態では離婚話をしたところで『生活できません』と苦労するのが目に見えています。

証拠を集める

配偶者の浮気や暴力が離婚理由の場合は慰謝料を請求することができます。
しかし、そのためには証拠が必要です。
浮気や暴力が事実であっても相手がそれを否定する可能性は十分にあります。
そうなった時にあなたが有利に離婚話を進められるように証拠は必ず集めておきましょう。

資金を用意する

協議離婚が成立すればいいのですが、相手が離婚に納得してくれない場合は離婚調停になる可能性が高いです。
その時にかかる費用を用意しておきましょう。
また、調停をする際は弁護士さんに依頼するのがオススメです。お金がない人のために資金を貸してくれる制度があるので、よかったら利用してみてください。⇒弁護士は精神的DV被害者の強い味方!費用を負担してくれる安心の制度とは?

離婚の条件や離婚理由をまとめる

離婚話をするときは感情的になりがちです。
離婚の際には慰謝料や養育費などのお金の問題、財産分与や親権など決めなくてはいけないことがたくさんあります。
感情的になってしまうとこれらの話し合いがスムーズに進みません。
冷静に話し合うためにはなぜ離婚したいのか、自分はどのような条件で離婚したいのかなど細かく紙に書き出しておくといいでしょう。

相手への愛情の確認

離婚するときはもう愛情はなくなったと思っていても、いざ離婚したら急に寂しくなった、離婚してから相手の大切さに気づいたと離婚を後悔している人は少なくありません。
離婚したらもう一生会えないかもしれません。
本当にそれでいいのか、本当に後悔しないのかをよく考えてくださいね。

離婚を切り出すタイミング

離婚を切り出すタイミングは夫婦が落ち着いて話し合える時ならいつでもいいと思います。

特にお互いが離婚を考えている場合は話しやすいでしょう。

NGなのは相手には離婚する気がない場合にあなたが自分の都合しか考えずに離婚を切り出すことです。

例えば出産間近の妻や、大きな仕事に取り組んでいる夫に対して離婚話をすること。

ただでさえ出産は女性にとって心にも体にも大きな負担がかかるのに、そんな時に生まれてくる子供の父親から離婚したいなんて言われたらパニックになります。せめてひと段落するまで待ちましょう。

重大な仕事を任されている夫に対して離婚話をするのも大きなダメージになります。

夫は妻のため、家族のために一生懸命働いています。たとえ離婚理由が仕事ばかりで家庭を顧みないことであったとしてもそれは家族を養おうと頑張る夫だからこそです。

もしもうすぐ仕事がひと段落するのであればそれまで待ってあげてもいいのではないでしょうか。

逆に早く離婚した方がいいのは配偶者からのDVがあった場合です。

DV加害者との生活はあなたを精神的にも肉体的にも追い詰めます。被害者は心の病を発症したり、最悪の場合、自殺という選択をする人もいます。

このようなことにならないためにもすぐに離婚するのがベストです。⇒エスカレートする精神的DV。加害者との同棲はあなたを苦しめるだけ!

離婚理由は具体的に伝える

離婚理由を伝える時は気持ちではなく、離婚したい具体的な内容を伝えるようにします。

浮気や浪費癖など、証拠もあり相手が罪を認めていればあなたが離婚したいと言うのも納得せざるを得ないと思いますが、離婚理由がピンポイントではない場合は『もう嫌いになった!』『顔も見たくない!』と感情をぶつけられても相手は『なんで?』と理解に苦しみます。

例えば仕事優先で家庭を顧みない夫に対して『あなたは家庭より仕事が大事なんでしょ!』と言っても『俺は家族にために一生懸命働いてるのになんでそんなこと言うんだ!』と言い返されます。

それは夫が自分が家庭を顧みないせいで起こっている問題に気づいていないからです。

あなたが伝えなくてはいけないのはこの問題についてです。

『子供たちが寂しい思いをしている』『夫婦のコミニュケーションが減っていて大事な話ができない』など夫の行動によって今家族がどのような状態にあるのかを分かってもらいましょう。

妻の家事放棄が離婚理由の時も『君は何もしないじゃないか!』と言うのではなく、『君が食事を作らないから毎日コンビニでご飯を買っている。かなりのお金がかかっている』と伝える。

家事も育児も手伝わない夫には『あなたは何度言っても手伝ってくれない。私一人で頑張るのは限度がある。寝る時間もあまりとれていなくて辛い』と伝える。

このように起こっている問題を先に伝えた上で『だからあなたと離婚したい』と説得しましょう。

話し合うときのポイント

離婚の話し合いをするときは感情的にならずに冷静になることが大切です。

そのためにも先ほど書いたように離婚話を切り出す前には自分の希望や離婚理由を紙に書き出しておきましょう。

離婚したい側は相手のマイナス面が嫌だから離婚するので相手のことを批判しがちですが、ここでは反論したくなってもまずはグッと堪えて相手の意見も聞きましょう。

これは相手の意見を聞けばいいというだけではなく、相手の意見を理解しようとあなた自身も努力しなくてはいけません。

離婚する夫婦はコミニュケーション不足により、大きなズレが生じてしまっていることが多く、きちんと話し合えば『そうだったのか』と相手の本当の気持ちが見えてきたりするものです。

怒りに任せて離婚話をすれば相手の気持ちを聞くことはできませんし、離婚したいと言われる側だって『お前が悪い』と一方的に責められたのでは『ムカツク!』と反抗的になり、離婚に関係ないことまで引っ張り出してきてただの罵り合いになってしまいます。

相手の考え方や言い分を理解しようとしたけれど、どうしても受け入れられないという場合はそのまま離婚する方向で話を進めていけばいいのです。

また、最初から困難な話し合いが予想されている場合や問題発言が予想されている場合には会話の内容を録音しておくことをオススメします。

話し合いで決まった慰謝料や養育費の支払いを拒否されたり、話し合いでは浮気を認めたのに調停では浮気を否認してきた場合など会話の記録が残っていればあなたに有利な方向に話が持っていけます。

実際に私も離婚する際にこっそり会話を録音しておいて元夫が私に対して暴言を吐いたという記録を残しました。

レコーダーを買わなくてもスマホの無料アプリで十分です。ぜひ使ってみてください。

まとめ

離婚話をする時は最初が肝心です。

最初に感情的になって相手を責めてしまってはお互いのあら探しになってしまい、協議離婚が成立しないかもしれません。

離婚を切り出すタイミングは夫婦の状況によっても違ってくると思いますが、二人がゆっくり話せるタイミングを見計らって時間をかけて話し合いましょう。

もしなかなか切り出せない、時間が合わないという場合は『大事な話がある』と前もって伝えておくとその後『この前言ってた大事な話なんだけど』と切り出しやすくなります。

また、離婚理由を伝える時は感情をぶつけるのではなく、現在の状況や問題点を理解してもらえるように話しましょう。

伝え方を間違えると相手を怒らせてしまったり離婚に納得してもらえない可能性が高いので、たとえ相手が感情的になったとしてもあなたは冷静さを保ってください。

 

こちらの記事もご覧ください。⇒すれ違う夫婦。離婚理由に納得できない場合に取るべき行動と納得させるために取るべき行動。