同居が原因で不仲になってしまった夫婦。離婚理由として認められる?

男女ともに離婚理由トップ10の中に親族関係がランクインしています。親族関係と言っても内容は様々ですが、同居が原因で離婚に至った夫婦はたくさんいます。

愛し合って結婚した夫婦だって一つ屋根の下で暮らしていればすれ違いが生じることもあるし、ケンカが勃発することもあります。

これが義理の両親だったらどうでしょう。いくら愛する人の親だって、お互いのことを深く理解しあってるわけではありません。

夫(妻)と暮らす以上に理解しがたいこと、分かり合えないことが多いはずです。

結婚したということは相手の親や兄弟とも家族になったということ。夫婦関係さえうまくいっていれば幸せということではないのです。

義理両親との関係は結婚生活に影響する

よくドラマで嫁姑関係が上手くいかず、お嫁さんがお姑さんにいじめられるというシーンがありますが現実の世界でも同じことが起こっているようです。

料理の味付けに文句を言ったり、掃除ができてない、子供の躾がなっていないなど嫁の考えには耳を貸さず、自分の考えを押し付けるお姑さんがいます。

また、孫に甘く、なんでも買い与えたり、赤ちゃんのうちから味の濃いお菓子を食べさせようとするなど、子供にとって良くない対応をする義両親に困っているお嫁さんもいます。

これとは真逆で、『息子の嫁が怖い』とお嫁さんを恐れているお姑さんもいます。

たまにだいぶ年をとったお姑さんに向かって『うるさい!お母さんは黙ってて!』などとすごい剣幕で言っているお嫁さんを見かけます。

介護の疲れなどもあるのかもしれませんが、悲しそうに俯くお姑さんがかわいそうになってしまいました。

もし、義理の両親との関係が良くなかったとしても同居していなければ離婚を考えるほどの問題にはならないと思いますが、同居しているとそのストレスがたまっていく一方なので、お互いに嫌な気持ちを溜め込んでしまいます。

顔を見れば文句ばかり、相手の行動がいちいち気になって常にイライラしてしまうなど、不満ばかりが募っていきます。

そうすると夫や子供に当たってしまい、夫婦関係が冷めてしまったり、ストレスから体調を崩してしまったりと、心と体がだんだんと弱っていきます。

夫が無関心・間を取り持ってくれない

義両親との関係が上手くいってなかったとしても、夫が間を取り持ってくれたら改善の余地があります。

夫が間に入ってくれて双方の意見を角が立たないように伝えてくれると同居していても雰囲気が悪くなることを防げますよね。

しかし、この間を取り持つということができない夫が多く、妻は大変苦労しています。

夫が妻と両親との関係に無関心、または面倒臭いと思っている場合、妻が同居の辛さを訴えても『そのうち慣れるよ』とか『おふくろも悪気があるわけじゃないと思う』と聞き流されたり『後で言っておくよ』と言ったきり何もしてくれなかったりと全く頼りになりません。

夫がマザコンだったり母親の味方ばかりする場合はもっと最悪で『なんでおふくろのこと悪く言うんだよ!』『お前は嫁に来たんだから言うこと聞くのが普通だろ!』などと義母と一緒になって妻を攻撃してくる場合もあります。

このような夫の無関心な態度だったり、関係が悪いと訴えても何もしてくれない場合は同居が嫌だということも離婚理由として認められます。

慰謝料請求が可能

離婚理由が同居する姑からのいじめだった場合、簡単ではありませんが姑から慰謝料を請求することができます。

料理や裁縫など、何をしても『ヘタクソ』『育ちが悪い証拠だ』などと姑に文句を言われたり、ひどい時には手を挙げられたという人がいます。

このようなことが毎日のように繰り返され、言い返すことのできないお嫁さんはどんどん心を病んでいきました。

また、このことを夫に相談しても改善のために間を取り持ってくれるようなことはなく『お前が出来損ないだから悪い』『母親に迷惑をかけるな』などとお姑さんの味方になり、お嫁さんを助けてくれる人はいませんでした。

実際にこのようなことが原因で離婚に至った夫婦がいます。

一方的に弱いものを攻撃するのはいじめであり、相手が苦痛を感じれば精神的DVと言ってもおかしくありません。

姑は慰謝料の支払いを命じられました。

また夫も妻が辛い思いをしていると分かっていて無視したこと、姑と一緒になって妻を攻撃したことなどは妻の心を深く傷つけたとして夫に対しても慰謝料の支払いが言い渡されました。

小言を言われたり、意見が噛み合わないということは誰にでもあることですが、このように一定のレベルを超えて相手を罵ったり侮辱した場合には慰謝料の請求が可能です。

同居を回避するには

夫が長男でさらに田舎暮らしの場合は余計に同居の話が持ち上がることが多いと思います。

結婚前に『絶対同居はしたくない』と伝えてあったにも関わらず、結婚してから当たり前のように同居の話を持ちかける夫もいます。

『絶対に嫌だ』とはっきり言える人もいますが、気を遣ってはっきり嫌だとは言えない人もいます。

しかし、返事を濁してしまうと賛成しているものとして話が進められてしまい、結局同居することになり、案の定折り合いが悪く離婚ということになり兼ねないので、嫌なことは嫌だと言ってください。

その時はただ嫌だということを訴えるのではなく『今みたいにある程度の距離がある方がうまくいくと思う』『同居したらお互いに気を遣ってしまうと思う』と嫌な理由も伝えましょう。

また、実際に同居が原因で離婚した夫婦はたくさんいますし、ネットでもそのような実例がたくさん出てきます。

それらを夫にも読んでもらって同居は思っている以上に大変なんだということを理解してもらうという手もあります。

それでもどうしても同居してほしいと言われたら

・何があっても妻の味方でいること
・義両親には子供の教育に口を出させないこと
・年末年始などの休暇は妻の実家に帰ること

など、自分が辛い思いをしないような条件を作って約束してもらうといいと思います。

義理両親との上手な付き合い方

どんなに嫌でも同居することになったらうまくやっていくしかありません。

そのためにはお姑さんを変えようとするのではなく、まずはあなた自身が変わりましょう。

●姑のいいところを探す
私たちの周りには嫁姑関係で苦労している人が多いので、自分は何のトラブルもなくてもお姑さんというだけで苦手だなと思ってる人って多いとおもいます。
人は苦手意識があるものはどうしても避けようとしてしまうし、苦手だと思っている限り好きになるのは難しいと思います。
でも、お姑さんも人間です。悪いところもあればいいところだって必ずあります。
まずは苦手、怖いという先入観を捨ててお姑さんのいいところを探してみましょう。

●人生の先輩として敬う
お姑さんは人生の先輩でもあります。
お姑さんの考えを古臭いと思うこともあるかもしれませんが、そこから学ぶことはたくさんあるはずです。
『昔はこうだったのよ』と言われてもイラッとせず『教えてくれてありがとう』ぐらいの気持ちで受け入れる努力をしてみましょう。

●聞き役に回る
お姑さんと話をするときは自分がたくさん話すよりも聞き役に回ってあげるのもいいと思います。
お姑さんの意見に対して反抗したり口出ししたりしたくなることもあると思いますが『そうなんですね』と聞いてあげるだけでお姑さんも満足してるものです。
お姑さんだって女性ですから、ガールズトークが好きなんですよ(笑)

●感謝の気持ちを伝える
仲良し夫婦の秘訣と同じです。やっぱり感謝の気持ちって人生において一番大切なものだと思います。
お茶を入れてくれたらありがとう、買い物に付き合ってくれてありがとうなどお姑さんに対しても感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

まとめ

義両親と同居したことが原因で夫婦関係が悪くなって離婚したという人がたくさんいるのは事実ですが、仲良く同居しているという人もたくさんいます。

同居が原因で義両親とうまくいっていない場合、夫が間を取り持ってくれなかったり、姑の味方ばかりするなど夫の対応に大きな問題があるようです。

夫が協力してくれない場合やお姑さんの態度が明らかにいじめである場合などは慰謝料の請求が可能ですし十分な離婚理由になります。

味方をしてくれる人がいないところで一人で頑張り続けることはあなたの心身に悪影響を及ぼす可能性があります。

我慢せずに実家に帰ったり、一人の時間を増やすなどして自分を労わってあげてください。

夫が仲を取り持ってくれたり、お姑さんの態度がいじめではないのなら、あなた次第で関係が良くなる可能性も十分にあります。

『姑=うまくいかない』という思い込みはやめて感謝の気持ちを忘れずに接してみましょう!

 

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